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合戦場のルールシリーズ第2弾。



今回は『奪還規制』です。



今回も客観的な解説(一部初柴的解釈が混ざってしまいましたが)とそれについての初柴流考察をしています。


あくまで初柴個人の解釈であって、他の人も同じ考えというわけではありませんので、前回同様その点についてはご考慮ください。


なお、前回の記事があまりに見づらかったので、反省してレイアウトを若干変えました^^;



◇解説

・奪還規制とは、「敵にとられた陣を奪還せずに放置しておく作戦」のことを指す。

・狙いとしては、以下の2点が考えられる(※初柴流解釈です。)
 ①陣を奪還すると、敵にとって戦果を稼ぐ場所ができてしまうので、戦果を稼がれないようにするため。
 ②陣を戻すとN狩り会場になるので、相手のやることをなくす=相手の人数を減らすため。

・実施するにあたり、以下のリスクがある。
 ①常に味方陣が落ちた状態であるため、それに対応する陣が常に弱体する=陣が落とされやすくなる。
 →このため、通常は奪還規制する陣は1つ程度に絞る。
 ②敵にとっては、奪還規制中の陣は前線への足掛かりになるため、最前線へのプレッシャーがかけやすい。
 →味方にとっては、敵の前線押上げを食らう可能性が高くなる。



◇考察

【見事だった伊賀忍家の奪還規制】

 最近の合戦で印象的な奪還規制の例をあげるとすれば、つい先週行われたばかりの『延暦寺の戦い』でしょう。


 私も上杉家の援軍として従軍しましたが、伊賀忍家の旗振りの方の指示や振る舞いは見事でした。
旗振りはこうあるべし、と思わせられ、うならずにはいられませんでした。


【奪還規制を行った背景】

 ここで先週の状況をおさらいしましょう。下の図を見てください。

天下情勢説明


 先週の段階で、宇治は武田家の領地でした。
これは、武田-浅井同盟のとき、武田家が足利家をせめて奪った領地です。


 一方伊賀忍家は、つい先日の同盟組み換えで武田家と上杉家が同盟になったばかりの状態でした。
したがって、今回の遠征はこの体制に変わってから初めての合戦になります。


 ここで、この延暦寺の戦いの戦略的意味を伊賀忍家・足利家別にまとめておきましょう。


[伊賀忍家の場合]

・当初は織田→本願寺侵攻の分断目的の延暦寺侵攻であった(と、私・初柴は聞いている)が、織田家が伊賀忍家の進軍を察知し侵攻を取りやめたため、足利(徳川織田)vs伊賀忍(武田上杉)となった。
したがって伊賀忍家にとってみれば、予想外の合戦であった。

・宇治は足利家を滅亡に追い込むための重要な拠点であった。武田領から遠征した以上、大敗することは許されない状況。
(大敗とは総合戦果2倍以上で負けること。攻撃側で大敗した場合、侵攻元の拠点を失うことになる)


[足利家の場合]

・延暦寺は中核拠点である。

・中核拠点は各勢力2つ持っているが、2つとも落とされると本城への侵攻が可能になってしまう。

・本城が落ちればその勢力は滅亡。

・つまり、足利家は今回延暦寺を落とされると2手で滅亡することになる。


 簡単に言うと、伊賀忍家は絶対に大敗してはいけない状況、足利家は絶対に負けられない状況であった、ということです。


 特に足利家は滅亡がかかってますから、足利本国も、そして援軍も、士気は相当高かったと思います。


 そして、合戦当日。


伊賀忍同盟は、予想外の苦戦を強いられることになります。


参加人数が劣勢(多い時で100人差)で、常に戦果差は2倍ラインをさまよう状態。


伊賀忍家の旗振りの判断は早かったです。


開始後かなりの早期に、味方右中の奪還規制を決断。そしてその作戦をずっと貫き通しました。


その背後には、「大敗できない故、奪還規制を取らざるを得なかった」という明確な理由があったのです。


【伊賀忍家の誤算とは?】

 先に合戦の結果を言っちゃいますと、総合戦果約3倍差で伊賀忍家は敗北。宇治を失う結果となりました。


 ダブルスコアはあまり珍しくありませんが、トリプルスコアは早々お目にかかれません。


なぜこのような戦果差が開いてしまったのか、その原因を考察してみました。


原因①:相手の人数が多かった。

原因②:道が狭く封鎖されやすい地形であったため、味方が動きづらかった。
    
原因③:相手の後陣をせめきれなかった。


①については考察する必要もありませんし、考察したところで何かが変わるわけではありません。
また、私の長年の経験だと、100人差くらいではトリプルスコアにはなりません。


②については大敗した要因の一つだとは思いますが、トリプルスコアの根拠としてはちょっと厳しい気がします。


③こそ、今回トリプルスコアとなった原因、「伊賀忍家の誤算」だったのではないかと思います。


前回の牧場編の記事でも解説しましたが、自軍奪還の陣はN狩りの戦果はごくわずかです。


もし、後陣のうち2つは常時落としている状態にできていれば。


敵は本陣の防衛をせざるを得ず、また、N狩り目的のプレイヤーは奪還陣のNを狩るようになるので、


一時的に前線が下がり、一番ポイントの高い後陣や本陣の味方Nを狩られることが少なくなったはずです。


もし後陣攻めで徒党が防衛に止められつづけたとしても、その分敵は防衛に戦力を分けなければならないのですから、戦線の押し上げ効果は期待できます。


ここで、前回の牧場編の記事を思い出してください。


牧場作戦はあくまでも補助であり、ほかの作戦を併用することが大切だと書きました。


奪還規制でも同じことが言えると思います。


どんなに奪還規制をがんばっていても、ほかの作戦が有効に機能していなければ無意味、場合によっては
逆効果になるのです。


伊賀の旗振りの人もゲリラをガンガン回していたあたり、その辺は押さえていたようですが、


いかんせん後陣に攻めるほどの武将徒党数及び囮になる人がいなかった。


それが最大の誤算だったのではないかと想像します。


(この後陣に武将が攻められない事もまた、深刻な問題になりつつあります。この点についてはまた別の機会で解説していきたいと思っています。)


また、奪還規制もまた、牧場と同じ理由でトラブルが発生しがちです。


牧場編で対応方法を書いたのでここでは改めて書きませんが、


牧場も奪還規制も、問題の本質は同じです。


今回の伊賀忍家、そして裏を返せば大勝して宇治を奪還する必要のあった足利家のようにやむを得ない理由があった場合を除けば、


奪還規制や牧場はやらないに越したことはないのです。


【奪還規制(牧場)を機能させるための条件】

まとめです。未然のトラブルを防ぎ奪還規制を機能させるためには、以下のような条件が必要です。


・作戦を実行に移す合理的な理由があること。しかもそれは他人が理解できるものでなければならない。

・作戦はあくまで補助的なものととらえ、敵陣への攻め、防衛、兵站は常に稼働させること。


そして、上記2点の条件が成立する前提として、


・合戦戦略について、旗振り及び合戦常連者が正しく理解していること。


これが一番大切です。


戦略がなければその週どう戦っていくかという戦術は組み立てられません。


戦術が組み立てられなければ作戦は有効に機能せず、トラブルや味方の士気低下を招きます。



伊賀忍家は宇治という拠点の戦略的重要性を理解しており、失地しないための戦術・作戦を立案、実行に移しました。



武田家も宇治の戦略的重要性をきちんと把握しており、援軍を惜しまずに投入し、連合の中で大決戦先進国の浅井家に援助を依頼。
伊賀忍家への技術支援も惜しまず、押されている局面であっても最善の手を打ち続けようとしました。



さて、もう一方の援軍である上杉家は、いかなる戦略を持って援軍に臨んだのでしょうか。



半年前に3か月ほど失踪した私が言う資格はないとわかっていますが、その辺のことはきちんとかんがえています、、、よね?




【あとがき】

今回のテーマはズバリ、「合戦戦略」です。


前回の合戦のルール解説記事では、今になって振り返れば、思い付きで書いている側面が多々あり


内容も散漫で非常に読みづらい文章となってしまいました。


ただ、あの記事を書いているうちに、今の合戦のルールを取り巻くトラブルの根底には、何点かの理由があるということに、思考が収斂していきました。


そのうちの一つが、今回急浮上してきた「合戦戦略」です。


合戦戦略がどれほど大事なものか、それを表現したいがためにかなりの時間・労力を使いました。


※今このあとがきを書いている段階で、書き始めから4時間が経過しようとしています。。。


今回の記事の趣旨は奪還規制の解説と考察でしたが、同時に合戦戦略の重要性と戦術の立て方についても解説する内容となりました。


この戦略と戦術の考え方は、合戦場におけるルールの在り方にもかかわってくるものです。


ちょっと難しい話になってしまいましたが、この記事が戦略・戦術について考えるきっかけになっていただけると嬉しいです。


もちろん、戦略の話も今後より詳しく扱っていきたいと思います。



それがいつになるのか、そもそもできるのかは限りなく謎ですが…。
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