上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
1月24日(火)。

天下分け目の外交期間まであと2週間、そのメンテ直前の日である。

この時点で浅井武田は本城のみ。
浅井は足利、武田は斎藤・徳川に隣接されており、いつでも本城に攻め込まれる状態。

状況だけ見れば圧倒的に不利。

こんな中で本当に天下人2位を狙えるのか、というのが私の頭の中にあった。

そもそも浅井と武田が滅亡寸前の中、上杉家が天下人2位を狙って侵攻することは正しいことなのか。

疑問を抱えながらログインした。

確かその日は仕事で遅くなった記憶がある。

4カ国同盟は毎週火曜日に同盟会議を開かれており、私がインしたときにはすでに始まっていた。

ログインしてさっそく、会議に出席しているSさんに聞いてみた。

浅井武田両家はどうしたいと考えているのか。来週の上杉の動きはどうなのか。

浅井武田両家の答えとしては、本城に侵攻されても上杉は天下人2位を狙うべし、と。

本当にいいのかよ!とも思ったが、2カ国がそういうのであれば反論のしようがない。

そうなれば後は戦うのみである。

上杉は軍資金、兵糧ともに一定値を満たしており侵攻は可能。

後は今週動くか、来週動くか、である。

この時点で2位斎藤家と3位上杉家の天下人ポイントは10000強の差。

この差を2週間で埋めなければならない。

上杉家の侵攻候補地としては斎藤領の松本城(約8000ポイント)が最有力であるが、
1回の侵攻では天下人の順位は逆転できない差であった。

従って、この2週間で2度、斎藤領を攻め込み陥落させる必要があった。

しかし仕様上、上杉家はこの間1度しか侵攻できない。

そこをどうするかが課題であった。

しかしSさんは、すでに作戦を練っていた。

この時の4カ国の同盟関係は、浅井⇔上杉⇔武田⇔北条

7カ国の同盟関係は、足利⇔徳川⇔斎藤⇔本願寺⇔三好⇔雑賀⇔織田 (だったと思う…)

まず、4カ国の同盟を上杉⇔北条⇔武田⇔浅井に組み替え、献策する。

次に侵攻献策は以下の通りにする。

上杉武田>斎藤(松本城)

浅井北条>本願寺三好(足柄)

さらに今川家に復興戦を依頼し、

今川>徳川足利(駿府城)

これで「この週の」献策は以上である。

ここでミソなのが同盟の組み換え。

上杉家の同盟国に北条家を追加している。

これは翌週に、北条家が上杉家の援軍ありで斎藤領の勝山に侵攻。

これをもって勝山を陥落させ斎藤家から2位を奪取するという作戦であった。

この作戦を成功させるには条件が二つある。

1つ目は再来週、7カ国が上杉に侵攻できないようにすること
(すなわち上杉の北条家に対する援軍を分断できないようにすること)。

2つ目は7カ国側が斎藤家へダミー侵攻するのを防ぐため、メンテ明け最速で北条家が斎藤家に侵攻を入れること。

2つ目はリアルの事情で北条家が夜まで献策できなかったが、ログイン後最速で献策してもらい事なきを得た。

問題は1つ目である。

上杉への侵攻を防ぐ方法として、Sさんがとったのは敵対枠を埋めるという方法だった。

敵対枠というのは、敵対関係になることを指す。

例えば、A国とB国で合戦が発生した場合、B国はA国と敵対関係になる。

また、翌週C国がB国に侵攻した場合、B国にとってC国は敵対関係となる。

ここで重要なのは、敵対枠は2カ国までという仕様上の制限がある。

翌々週、D国がB国に侵攻しようとしても、A国とC国で敵対枠が埋まっているため、

合戦は発生しない。

この仕様を今回の対斎藤戦で応用しようというのだ。

つまり作戦はこうである。

来週上杉は斎藤家に侵攻する。このため、上杉の敵対国の1つは斎藤家となる。

もし、

同じく来週、他の国が上杉へ侵攻してきたら。

そうすれば上杉の敵対枠は斎藤家と侵攻してきた国で埋まることになる。

これによって再来週北条家が勝山に侵攻した際、上杉へ侵攻して勝山の援軍を阻止しようとしても、

上杉の敵対枠が埋まっているため分断はできないということになる。

以上が作戦の概要である。

しかしこの作戦は賭けである。

もし北条家との同盟組み換えがばれて、来週他の国が上杉へ侵攻しなかったら。

再来週上杉への侵攻を起こされ、勝山攻めはかなりの困難となる。

過去の傾向からみても、上杉が侵攻を起こした場合7カ国が上杉領を侵攻している実績はあったし

「表面的にみれば」上杉の領土を削るチャンスにも見える。

7カ国側が上杉の松本攻めに合わせて上杉攻めをしてくる可能性は十二分にあったが、もし動きがばれれば

ほぼゲームオーバーである。

一か八かの賭けではあったが、私はSさんの作戦でいいと思った。

失敗に終わるかもしれないが、やらないで終わるならやって終わったほうがいい。そのほうが後悔は少ないのだ。

いつもなら私もいろいろと口出しをするのだが、その時は口出しする余地は全くなかった。

それだけSさんの作戦はよく練られていたし、そこまでの作戦を立てる執念が十分に伝わっていた。

それだけで十分だった。

Sさんの作戦は4カ国会議でも了承され、静かに実施された。

釣り糸はたらされた。

後は魚がかかってくれるかである。


翌日、25日(水)。

私は気が気じゃなかった。

出勤中はさほど気にはならなかったが、

帰りの電車に乗るなり、スマートフォンをいじりだした。

はたしてあのでかい釣り針に大物は引っかかったのか!?

4カ国連合の夢は露と消えてしまうのか!?



緊張の一瞬。



竿が、ピクンと動いた。

徳川>上杉(小諸)

かかった!

私は小躍りしそうになった。

これにより上杉の敵対枠は斎藤家と徳川家で埋まり、

次の週の分断合戦の心配はなくなった。

Sさんが立案した作戦が成功した瞬間であった。


…おそらく最終週の勝山合戦に参加した人は、勝山合戦の激闘が頭の中にずっと残り続けるだろう。

しかし、それよりずーっと前に、みんなの知らないところで行われていた、
この静かな「合戦」を見ていた私にとっては、こっちのほうが印象的である。

この「合戦」に勝ったことで、4カ国連合の天下人2位奪取という目標は、
ようやくスタート地点に立ったことになる。

この「合戦」の勝利なくして、あの激闘はなかった。

普段、こうした水面下の戦いは表面上に現れないものである。

ただ、こうした「戦い」が、下手したら毎週水面下で行われていることをいろんな方に知ってほしかった。

今回の一件で国勢、いわゆる「戦略」の重要性というものを再認識させてもらった。

これはひとえに、Sさんをはじめ作戦立案に絡んだ人たちの執念・努力、

何としても上杉家を天下人2位へ、という4カ国連合の強い思いが招いた結果にすぎない。

私は、この件にかかわったすべての方の勇気と決断に、心から敬意を表したいと思う。(続)
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kiyoshi6.blog136.fc2.com/tb.php/68-32379132
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。