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皆さんは「旗振り」という言葉をご存知でしょうか?


合戦常連でも聞いたことがないという方が多いようです。

簡単に言ってしまえば、「合戦のいろんな事象について取り仕切っている人」のことです。
一番わかりやすいのはゲリラの旗振りですかね。「〇〇から××ゲリラいきます~」って言って人を集めている人です。


それなら指揮者とかそういう言葉のほうがわかりやすいんじゃないの?と言われそうですが、
「旗振り」という語感にせざるを得ない理由もあったりします。

それはおいおい触れるとして。

今回は合戦でもちょっとマニアックな「旗振り」という役割について紹介していきたいと思います。

文中、旗振りという語感に違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、とにかく話を進めなければいけないので細かいところは目をつぶっていただけるとありがたいです。


【旗振りが語られないワケ】
旗振りの存在なしには現在の合戦は成立しない、というのは誰しも認めるところだとは思いますが、
(厳密にいうとこの言い方もちょっとおかしいんですが…)
旗振りのことについてあまり語られることはなかったんじゃないかと思います。

それはなぜかというと単純な理由で、

・そもそも人数が少ないのでブログで書く人がいない
・忙しいのでわざわざ記事を書けない
・合戦で疲れていて書く気力がない

というのが理由だと思います。

旗振りをする人はごく少数で、非常に負担がかかる役割だということです。


【旗振りの役割】
最初のほうでも触れましたが、旗振りの役割は「合戦のいろんな事象について取り仕切る」ことです。

具体的には、

・ゲリラを集めて出す。
・敵が陣にきたら撃退するよう呼び掛ける。
・対人戦が活発なところで増援をお願いする。
・兵站をやっている場所を決めアナウンスする。

といった合戦の指揮にかかわることから、

・武将徒党の取付き先を仲介する(中老・家老試験があるので○○陣は××徒党に行かせてあげて 等)
・場合によっては武将徒党の行先がかぶった時の調整・仲裁
・やるべきことが重なった時の取り仕切り
・武将徒党や救援を出すときのサポート呼びかけ

といった各種調整も行います。

合戦場で見ている方はわかると思いますが、非常に忙しい役割です。

また、呼びかける、もっと直接的に言うと指示を出す役割なので何かと槍玉にあげられがちな面もあります。


そういう理由もあって8時間フルで旗振りをやるととてつもなく体力を消耗しますし気疲れを覚えるときもありますが、ある程度慣れてくるとやりがいがあって非常に楽しいです。


【旗振りのタイプ別分類を試みてみた】
一口に旗振りと言ってもいろんなタイプの方がいます。


・カリスマタイプ
他の追随を許さない突出した能力をもって味方を引っ張っていくタイプ。

ワンマン経営者的な面があって発言内容や言い方に反発を覚える人も多いですが、
実力は十分ありなおかつ人の数倍以上は働いているので「この人がいうのであれば仕方ない。間違いはないだろう」と思わせてしまうタイプです。
別名「軍神」タイプと言ってしまってもいいかもしれませんね。

基本的に天才肌なのですが、合戦に慣れてない人を徒党に入れて武将に連れて行ったり、
時には兵站や対人といった裏方仕事も目立たないように行うといった地道な努力も惜しまない人が多いです。

細かな調整は苦手ですが、自分が率先して前線に出ることにより周りの人を引っ張っていきます。

多少やり方に問題はあったとしても周囲に認められ、その実力をいかんなく発揮するタイプの旗振りです。


・職場の上司タイプ
職場の上司のように、指示を出してその結果報告を求めることに重点を置くタイプ。

自分がリーダーであるという強い自負と責任感を持っています。

まるでプロジェクトを推進するがごとく物事をガンガン進めるため、参加者からの信頼を得られれば勢力を一つにまとめることができその実力を高めることができるでしょう。

半面、指示をする・履行確認をするという性格上、言い方が高圧的になったり、時には上司が部下に対して怒るような発言があることも。
また、職場の上司タイプはカリスマタイプと違って前線よりも後方から指示を出す傾向があります。

そのため、「こいつ何様?」とプレイヤーから反感を買いやすいタイプでもあります。


・軍師タイプ
情報収集して冷静に判断を下し動きを示すタイプ。

あまり感情は出さず、淡々とやるべきことを合戦私設に流していきます。

面白みに欠けるところはありますが、武将の湧き時間管理や敵の梯子阻止、大砲や逆茂木の耐久度管理といった裏方の仕事に意義を見出しているので、合戦で勝利を求める上では欠かせないタイプです。

感情や見た目の勢いに流されがちな合戦の中においてはその役割は貴重と言えます。

ただ、冷静すぎて周りの勢いを無視した発言をしてしまうこともあるので、そこは注意すべきかなと思います。


・調整役タイプ
合戦ではいろいろな事象が降って湧いてきます。
「○○陣に武将がわきました」「○○陣で対人していて人が足りません」「大砲の球が減ってます」などなど…。

こうした問題を解決するべく、プレイヤー間の動きを調整することに重点を置いたタイプです。
逆に言うと今まで触れてきたカリスマタイプ、職場の上司タイプ、軍師タイプは、勝つことを目的とした合戦指揮に重点を置いたタイプと言えます。

調整役タイプの真価は、味方から何らかの相談や提案があった時に発揮されます。
私設に協力を呼びかけ、合戦行動がうまく機能するよう個別に対話してお願いしたり、自ら囮役となって合戦場を駆け巡ります。

その特性のため人一倍気苦労が多い(トラブルがあった場合クレームが集中しやすいのも調整役タイプ)ので大変ではありますが、
上の3つのタイプと異なって旗振りになり易さがあるタイプと言えます。
(うえの3つは高スキルが求められたり強い精神力と意志が必要になるので…)

ただし精神的に追い込まれやすいのもこのタイプ。早目に相談できる相手は見つけておくことが大事です。

また、周りのプレイヤーからのアクションがあってこそ動くタイプなので、戦況を打開しなければいけない場面においては後手に回り、勢力全体の動きが停滞しがちになってしまう弱点もあります。


・ムードメーカータイプ
合戦私設のムードを盛り上げる存在です。

合戦私設の雰囲気を盛り上げることで味方の動きを活発にし、結果的に周りを引っ張る、というか背中を押してくれるタイプです。

軽妙なジョークで周りを笑わせて私設の雰囲気をよくします。
あいさつやちょっとした声掛けをすることができ、勢力内の連帯感を持たせてくれます。
献身的な動きが得意で、たまに珍プレーや奇跡的な好プレーをすることも。

ある程度「素質」が問われるので、ある意味カリスマタイプに近いものがあります。
また、調整役タイプも素質がある人はムードメーカータイプになることがあります。

合戦私設は何かとギスギスしやすいのでこのタイプがいると色々と救われる場面があります。
まさに勢力の潤滑油的存在です。先ほども書いた通り「素質」のある人がなれるタイプなので非常に貴重な存在です。

ただ調子に乗りすぎると、「空気が読めない」「真剣にやってるのか!」と他の人から怒られることも。
でもこういうタイプの人って憎めなくて、〇〇ならしょうがないなって言われちゃうもんですけどねw

天然で言っている人はともかく、空気が読めているなと思える人は、かなりの気を使っている場合があるタイプでもあります。


・コメンテータータイプ
これ、私的には旗振りの分類には入らないタイプです。しかしあえて書くことにしました。

プレイヤーの提案や行動結果に対して評価しか行わないタイプ。
ワイドショーで芸能人や学者がコメンテーターとして色々発言していますが、まさにそれと同じ役割をしているタイプです。

たとえばAさんという人が「〇〇してもいいでしょうか」と許可を求めている発言に対して「やってみるのもありかもね」といった評価を下します。


実はこれ、旗振りにとってはあまり意味のない発言なんです。


Aさんにとってみれば〇〇をやっていいかどうかわからないので判断してほしいわけです。
つまりAさんとしては「やってください」といったゴーサインを待っているわけで、
「やってみるのもありかもね」と言われても実行に移していいかどうかわからなくなってしまいます。


旗振りの役割はできるできないを評価するのではなくやるかやらないかを判断することです。


評価だけだったら物事は動かず合戦の勢いは停滞します。

少々辛辣なことを書きますが、コメンテータータイプの旗振り(もはや旗振りと言っていいかどうかも怪しい)はある意味旗振りとしての責任放棄です。
旗振りというのは他人の問いかけ、もしくは自らの問いかけに対して判断を下し周囲に呼びかける存在です。
判断をしたくない、責任を負いたくないという心理が、コメンテーターのような評価につながっていると私は考えています。

確かに旗振りにかかる重責は相当なものですし、私自身もそういう発言をすることはあります。
とはいえ、

旗振りは評価するのではなく決断するもの。

そういう意識は、どこかしらもっていたいものです。


【いろんな人がいるから面白い】
ここまで旗振りのタイプについて書いてきましたが、
全ての旗振りの人がこれに当てはまるわけではありません。

これらのタイプに属しない人もいるでしょうし、複数のタイプが重なっている人もいます。

たとえば、厳しい指示をだすけれども実力はぴか一なのでみんなついていく職場の上司・カリスマのハイブリッドタイプ。

言っていることは冷静だけどたまにボケをかます軍師・ムードメーカーの混成タイプ。

日頃批判ばかりでむかつくけれどもここぞという時にはきちんと指示を出すコメンテーター時々職場の上司タイプ。

こういった具合に、いろんな側面が重なって「旗振り」という人種は出来上がっています。


旗振りに決まった「型」はありません。
みんな個々の経験や個性に合わせてやり方を確立しています。


所属する勢力によっても旗振りの特徴は変わってきますので、機会があればいろんな国の旗振りさんを見てみるといいかもしれませんね。

とにかく、今回の記事では旗振りというものはどういう役割で、どういう人たちがやっているのかを理解していただけるとありがたいです。


次の記事では旗振りのお仕事についてもうちょっと掘り下げてみようかなと思ってます。
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