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与板奪還戦が終わり第四陣が導入されたあとの今週末。
たまたま紺碧上杉家のTさんと雑談をする機会がありました。

Tさんは上杉家の方にはもはやおなじみでしょう。
勢力会話、合戦私設でいつも情報を流してくれたり精力的に呼びかけ・告知をしていただいている方です。

Tさんとの付き合いは、紺碧鯖に統合になった時からずっとですが、
最近私自身があまりインしていないのと、
そもそも私も剣さんもあまり雑談をするタイプではないので、日頃話す機会はそんなにありません。

しかし先週末は前回の反省会を行うという告知があったので、どちらからともなく声をかけ始め、
先週の合戦の感想等について色々話しました。

そもそも前回の上杉家の侵攻献策も、事前の上杉会議でだいぶ議論が交わされたようです。

徳川家が前橋侵攻をするという事前情報があったようで、
当初は前橋城防衛すべしという意見がでたそうです。

しかしTさんは、前橋を捨て与板を奪還すべきと主張しました。

これって相当勇気のある意見です。

今の上杉軍であれば、前橋に集中すれば前橋城は守れたでしょう。

しかし、もしこの状況で与板に侵攻した場合。

織田家は援軍が斎藤家のみとなり、いつもより少ない戦力で迎え撃つことになります。
また、もし与板を奪還できれば越後領から織田家を一掃することになるため
(同盟国の徳川領は残りますので完全撃退ではないですが…)
不利な現状を一気に巻き返すきっかけになります。

しかし、最大の問題は「勝算があるか」です。

現状の上杉家の戦力であれば大敗はないにしろ、もし劣勢のまま終わるようであれば与板は奪還できず
前橋城は陥落するという最悪のシナリオになります。

私は、どういう回答が返ってくるのかほとんど予想はついていましたがあえて、こんな質問をTさんに投げかけました。

「聞くのも野暮かもしれませんけど、勝算はあったんですか?」

Tさんの回答は「はい」でした。

この後Tさんが導き出した勝算について説明を受けましたが、
最初の一言二言で、「あぁ、これは自信はあったな」と確信しました。

Tさん独自の分析なので詳しい内容は書けませんが、ちょっと話を聞いただけで「なるほど」と思えました。
もちろん不確定要素はありましたが、Tさんは勝つという信念と冷静な洞察力をもって、与板侵攻を提案した
ようです。

このあと会議の席上でどういうやりとりがあったのかは詳しく聞きませんでしたが、
議決投票で1票差(私が司会をやっていた時でもこんなことは見たことない!)で与板侵攻が決まったそうです。

与板侵攻は博打的要素があり、よく過半数の人が支持したなぁという感想です。
また、これだけ真っ二つに票が割れたのに、よく本番であれだけまとまった動きがみんなできてたなあと
妙に感心しました。

過半数の方が与板侵攻を支持したのは、Tさんへの信頼もあると思いますが、Tさんのたてた勝算による部分も
大きいと思います。

コナンドイル原作のシャーロックホームズシリーズに、こんな一文があります。

「君はただ眼で見るだけで、観察ということをしない。 見るのと観察するのとでは大違いなんだ。」

この後ホームズは、マンションの階段についてみているかとワトソンに質問します。
ワトソンはもちろん「見ている」と答えますが、ホームズはさらに、

「マンションの階段は何段あるか知っているかね?」

と質問します。

ワトソンだけでなく、私も含めて他のみなさんも、自分の家もしくはオフィスの階段の段数なんて数えていない
とおもいますが、ホームズは数えて覚えているそうで、

これが「見る」ことと「観る」ことの違いだと言いきっています。

今回のTさんも、実によく合戦を「観て」いました。

もちろん毎日のように合戦に出ていて指揮を執っていたのもありますが、
合戦場をよく観察していました。
そこから勝算を導き出し、会議で信念を持って提案できたのだと思います。

合戦をただ何となく楽しむのであれば「見る」だけでいいのかもしれません。
でも、うまくなりたい、強くなりたい、勝ちたいと思うのであれば、
問題意識を持って合戦場を「観る」ことで自分や集団の方向性を決めて実行に移すことが大事です。

そうすることで、自分のできることが増え、自信を持つことができ、結果、不可能を可能にすることができます。

もちろん、これを行うには常に最前線で戦い「今起きている」合戦をよく観れることが必須です。

私が表舞台から降りて裏方に回った理由はここにあります。

大して合戦に来れない老害があれこれ騒いだり先頭に立って振り回すのは、最前線に立っている人にとっては
迷惑だからです。
(そういった意味ではこの前反省会で色々言い過ぎてしまい、反省もしてますし後悔もしています…)

私としては、いま最前線で体を張っている人たちがもっと前面に出て合戦を仕切ってくれることを望みます。
中核2つが落とされ反撃作戦が始まったあたりから、そういう層の人たちの声があがりはじめています。

中には合戦を仕切ってくれる方も出始めていて非常に頼もしく思えるのですが、
合戦を「観る」ことと、最前線で戦っているという「現場感覚」はこれからも大切にして頂きたいと願います。

つまり、現場を知らない旗振りになってほしくない、ということです。

そのためには、旗を振るだけでなくそれと同じかそれ以上にゲリラ・武将徒党・対人・防衛・兵站に参加することが大事です。
私も旗振り時代は現場感覚をつかむため、他の人が旗を振っているときや援軍の時は、
ゲリラや防衛に精をだしていました。

そうしないと合戦を「観る」チカラ、そして「感じる」チカラが衰えるからです。

そしてある意味、そういうチカラが維持できなくなってきたので、私は現在裏方仕事に回っています。

今後の上杉家は、現場最前線の人が軸になって、合戦そして上杉家全体を盛り上げていってほしいと、
願ってやみません。
その過程でもし私が力になれることがあれば、できる限りのお手伝いをさせていただければいいなぁと思っています。
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