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2012.12.03 ぬくもり
昨夜Twitterで、雜賀衆の方と合戦場でのコミュニケーションについてやりとりをしてたんですが、その中でふと思い出した事があります。

ちょっとした昔話です。

時は破天の章。
まだ私が初心者プレイヤーだった頃の話です。

当時私はレベル40台後半くらいで、目千狩りを卒業し四神クエをちまちまと進めていました。

(目千とは、千引きの洞窟で目利きの隊列で狩りをすることをさします。当時の千引きは竜の涙、今で言う青金剛相当でしょうか?、が低確率でドロップしたため、レベル40台のプレイヤーがよく集まっていました。)

あれは確か深夜0時過ぎだったでしょうか。
もう寝ようと思ってたら、玄武の募集が出てました。

当時の四神クエは、中級者クエ・藤岡屋はもちろん隠形薬・改もない時代です。
ピンとこない人もいるかもしれませんが、神職が野外技能でNPCを寝かせながらダンジョンの奥へ移動してボスを倒してたので、手際のいい徒党でも四神クエ攻略は半日以上かかってました。

なので一気に攻略するのではなく、ダンジョンごとにバラけて募集を行う方法が主流でした。

玄武の募集もなかなかなかったので、思い切って参加しようと思ったわけです。

対話を送ると即OKが帰ってきたので、私は急いで早馬にのって(もちろん藤岡屋ワープなんてない!)雜賀郷に向かいました。

雜賀郷神社に着くと、既に徒党員が何人か集まっていたようですが、まだ全員そろってなかったので、募集しながらまったりと待つことになりました。

よく見ると徒党の人たちは皆知人のようで、同じ雜賀紋をつけて談笑しています。

クエ対象者は私以外に二人いて、二人ともとても活発。
玄武なんて余裕でしょ!といったノリでした。

一方、徒党の鎧鍛冶の人がどうやらこの雜賀の人たちの師匠らしく、戦闘の立ち回りについて指示をしてました。

結構細かい指示だなぁと思いましたが、対象者の二人はいやなそぶりを見せず、談笑しながら話をしっかりと聞いています。

見ていて、あぁいいなぁと羨ましくなりました。

傍目から見てまるで家族のようでした。
鎧師匠がお父さんで、弟子二人がやんちゃな子供。和気あいあいとした「家族」がそこにはありました。

私も話に混ざるようになりやがて合戦の話になったのですが、その時対象者のひとりが驚くべき内容を口にしました。

「そういやこの前敵の後陣に行ったときは楽しかったねぇ」

いやいやいやいや!おかしいでしょ?

今ほどチートじゃなかったけど、合戦で武将にいくならlv60は必要な時代。
lv40台なんて通常は武将徒党なんて入れません。

鎧師匠曰わく、「雜賀は人が少ないから、40台でも合戦に来る奴は貴重なんだ」とのこと。

弟子二人も、「最初合戦場に入ったら、いきなり勧誘されて、言われるままについて行ったら後陣武将と戦ってた」と話してました。

まさにポルナレフ状態ですが、三人とも口を揃えて言うのは、


「でも、楽しかったよねぇ。」


私は心底羨ましくなりました。

この人たちは合戦を楽しんでいるな、と。
そして逆境の中でも人を集めて一緒に楽しんで、まるで家族のような絆を紡いでいる。

言葉では言い表せない「ぬくもり」を感じました。

玄武自体は極めて順調に攻略。
クエが終わりお礼を言って帰ろうとしたその時、

「初柴さんもうちにくるかい?」

正直、とても迷いました。

結局は移籍しなかったのですが、あの時は移籍してもいいんじゃないかと心が揺れました。
それだけ雜賀の一家が魅力的に見えたのです。


それから5年近くが過ぎ現在。

今どきlv40台のプレイヤーを後陣に連れて行くような人はいなくなりました。

あの一家が今でもプレイしているのか、もはや知る由もありません。

私は未だに合戦場にたち続けていますが、あのような「ぬくもり」には最近出会っていません。

合戦の仕様変更やサーバー合併、武将の強化により、既存のコミュニティーは分断・解体されてしまい、合戦でも人とのコミュニケーションを実感する事が少なくなってきてます。

こういう時代だからこそ、勇気を出して声をかけあうことが必要なのではないでしょうか。

先日、陣取戦の終了間際。
ソロを集めて後陣副をやりにいきました。

どうしても盾鍛冶が見つからなかったので私設を探していたら、lv60の刀鍛冶さんが勧誘希望をだしていました。

行き先が柳生だったので60だとしんどいかなと思いましたが、思い切って勧誘をすることに。

あちらも勧誘を受けて「大丈夫ですか?」と驚いていましたが、たぶん大丈夫と返事すると徒党参加に快諾してくれました。

その後柳生にとりつき時間切れで倒せなかったのですが、さほど乱れることもなく安定して戦えました。

鍛冶さんは一回死んだもののlv60とは思えない硬さでした。
まだまだこういう人材が眠っているんだなと驚きです。

実は、日頃は何も言いませんが、ちょっとしたきっかけがあれば武将をやってみたい、合戦を頑張りたいという人は意外と多いです。

今回野良徒党党首をやったり合戦講習会をやって、それを強く感じます。

そういう、やる気はあるけれども第一歩が踏み出せない人たちの背中を押してやることが、合戦常連の務めなのではないでしょうか。

そう、lv40の新人を後陣に連れていった鎧師匠のように。

そうやって人のつながり、ひいては同じ合戦場の中を駆け巡る仲間のつながりというのができるのではないでしょうか。


またあの「ぬくもり」が戻って来る日を願い、これからも合戦場にたち続けたいと思います。
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