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こんばんは、初柴清です。

先日、上杉会議でとある方からこのような質問がありました。

「合戦でどう動いたらいいかわからないときがある。こういうときはこう動く、みたいなものは作れないか?」

その方曰く、合戦でいろいろ輻輳するとあれこれ迷う時間ができて、結果的に味方が損をすることになる。

こういうときはこれを優先に、と優先順位をつけられないか?という提案です。

私としては、「合戦の動きをマニュアル化できないか?」という質問ととらえ、

「優先順位の問題というより意思決定のプロセスの問題じゃないでしょうか?」と、その時は回答しました。

その後この件は継続審議で、という整理になりましたが、先日浅井家の援軍に参加した際一つの回答を考えが
ひらめいたので、あえてブログ記事にしてみようと思いました。

<大決戦はマニュアル化可能>
まず大決戦について。

大決戦はマニュアル化が可能です。

むしろマニュアル化を個人的には推奨します。

理由としては、

・参加人数が定量的である(ただし100人集められる場合)
・時間が3時間と、比較的短時間。
・役割分担が武将徒党、n狩り、対人徒党、防衛と明確である。
・個々でやることがほぼ決まっており、大雑把にいえば単純作業の連続(シングルタスク)。
・他者(対戦国)からの干渉が比較的少なく、スケジュール感がつかみやすい。

です。

まず大決戦は、100人集められる国であれば、ほとんどのケースで100人で戦うことになります。
また、3時間だけの戦いなので、時間帯によって人数が変わることはほとんどありません。

したがって戦力の集まり具合が安定しており、それを想定した事前の作戦立案が容易です。

また、役割分担が明確に決まっているので、個々のやることを比較的簡単に絞り込めます。

さらに、相手の行動にあまり左右されず(妨害行動はあるけれども)自分たちのやるべきことを淡々と
進められるので、~までになにをやる、といったスケジュールを組み立てやすいです。

つまり大決戦は、いつ・誰が・どこで・何を・どのように行うかが計画的に組み立てられるので、
マニュアル化に向いている、ということです。

大決戦は陣取り戦と比べてルールが複雑ですが、やっていること自体は単純なので、むしろマニュアルを作って
動きを統一してしまったほうが得るものは大きいと思います。

<陣取り戦のマニュアル化は可能か?>
次に陣取り戦について考えてみましょう。

大決戦ではマニュアル化が可能と結論付け、その理由を挙げたわけですが、

陣取り戦でこの理由が適用できるのか考えてみましょう。

・参加人数が定量的である(ただし100人集められる場合)
→参加人数は時間帯・援軍の規模によって変動します。
 したがって、常に安定した人数が確保できるとは限らず、場合によって少人数での戦い方、大人数での戦い方と
 使い分けなければなりません。

・時間が3時間と、比較的短時間。
→陣取り戦は8時間と比較的長丁場。開幕から最後まで参戦できる人はほんのわずかです。
 したがって、時間帯によって人数の変動があるのは避けられません。

・役割分担が武将徒党、n狩り、対人徒党、防衛と明確である。
→徒党に関しては武将徒党・N狩り徒党と役割は明確であるが、ソロは防衛・コンバ・兵站等など、明確な
 役割分担はしづらいです。

・個々でやることがほぼ決まっており、大雑把にいえば単純作業の連続(シングルタスク)。
→上で挙げたように、個々でやることは多岐にわたり、場合によっては並行作業で複雑な動きが求められます。
 (マルチタスク)

・他者(対戦国)からの干渉が比較的少なく、スケジュール感がつかみやすい。
→他者(対戦国)の陣の制圧状況、兵站状況(とくに大砲)、対人戦(制圧戦)等で自国の行動が制限され、
 長期的な見通しが立てづらいです。(相手の行動を随時読みながら行動を決定しなければならない)

以上から、大決戦でマニュアル化できると考えた根拠が、陣取り戦では一切通用しないのがわかります。

陣取り戦はいろいろな要素が複雑に絡み合い安定しないため、「こういうとき=これ」という図式が
作りづらいのです。

したがって、陣取り戦のマニュアル化は不可能である、と私は考えます。

<マニュアル化はできないが…>
とはいえ、個人の経験則から「このような状況の時はこうしたほうがいい」というものはあります。

将棋や囲碁に例えると「定石」と呼ばれるものです。

じゃあその定石をいろいろパターン化してまとめれば、「陣取り戦マニュアル」はつくれるのではないか?

そんな疑問もわきましたが…考えてみてください。

将棋や囲碁には「こうすれば勝てる」という必勝法マニュアルは未だに存在しません。

この局面ではこういう手がよい、という定石が、いろんな将棋や囲碁のプロに研究されているにもかかわらず、
です。

また、近年はコンピュータの発達が目覚ましく、将棋を指せるプログラムも開発されてきています。

それらのプログラムはある意味「将棋のマニュアル化」とも言えますが、どんなにコンピュータが進化しても

トップクラスの棋士には未だに勝てません。

そもそも、人間が将棋のプログラムをすべて覚えて実行に移す、というのは可能なんでしょうか?

そんな人がいるとは聞いたことがないですし、もし仮にいたとしても20人~100人以上の人にそれを
浸透させることは可能でしょうか?

しかも、

動く駒の数が決まっていて、9×9の動くフィールドが比較的単純な将棋ですらこのような有様で、

人数も中の人もその都度まばらで、動くフィールドも複雑かつばらばらな陣取り戦で
必勝マニュアルの作成というのは…

想像すればわかっていただけると思います。

とはいえ、

陣取り戦でいろいろやることが輻輳した際に、どれをやっていいのか決まらず無駄な時間を過ごすというのは、
事実大きなロスであります。

そこで私は、(この時はこのような明確な回答は持ち合わせてませんでしたが^^;)、

「優先順位の問題というより意思決定のプロセスの問題じゃないでしょうか?」

と、回答したわけです。

今まで見てきたように、陣取り戦は状況や条件によってとるべき行動が変わってきます。

そのパターンはあまりに膨大であるため優先度をあらかじめ決めておくといったマニュアル化はできません。

したがって、あらかじめ優先度を決めておくのではなく、その場その場で優先度を話し合って決める必要が
あります。

これが意思決定のプロセスです。このプロセスを改善することによって「判断のロス時間」を短縮できないか
というのが私の考えです。

陣取り戦だと様々な情報が流れ、時として合戦私設は混乱しバラバラな意見が出て結局何をすればいいの?と
いうことが多々あります。

このような時に、「じゃあこうしよう」と、ベストかどうかは別として、統一した答えが出せることが
重要なんだと思います。

その答えを出すプロセスについて、今後いろいろと改善を重ねていければこの問題は解決するのでは
ないでしょうか。

ちなみに、より的確な「答え」を短時間かつ正確に出せるような方法として、「定石」の研究があります。

これは、合戦を経験していく中でいろいろなケースを学び応用していくことで「定石」が身に付きます。

そういった意味では、将棋や囲碁の「定石」研究と似ているのかもしれません。

信onの合戦の場合は、そういった個々の「定石」を多くの人で研究、共有することで、意思決定のプロセスが
改善されるのではないかと思います。

私個人の経験として、「合戦私設が活発な国は強く、静かな国は弱い」ということがあります。

「定石」について活発に意見交換できている国はやはり強いです。

合戦は突き詰めると、「コミュニケーション」の問題になるのではないかと思います。

合戦私設における「コミュニケーション」について、心当たりのある方は一考してみてはいかがでしょうか?
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