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「桔梗塾」にはすでに何人かいた。

私設会話に入るのは初めてだった。
なにをすればよいのかよくわからなかったが、
らむねさんに促され、私設のメンバーに一通り挨拶することができた。

[桔梗]観音寺らむね:じゃーさっそくだけど、合戦について説明しようかしら。
[桔梗]観音寺らむね:だれか、一緒についてくるー?

[桔梗]服部平次郎:俺も行きますよ

[桔梗]観音寺らむね:じゃー服部ちゃんおねがいね。他に誰か来る?

[桔梗]奥村涼   :じゃあ、僕もお供してもいいでしょうか?^^

[桔梗]観音寺らむね:おーけー。じゃあいきましょう


僕、らむねさん、服部さん、奥村さんの4人で徒党を組んだ。

[桔梗]観音寺らむね:服部ちゃんと涼ちゃんはもう慣れているからわかっていると思うけど、
[桔梗]観音寺らむね:良ちゃんは全くの初心者だから、基本的な説明をするわね。
[桔梗]観音寺らむね:退屈かもしれないけど、我慢してね

[桔梗]奥村涼   :了解です^^

[桔梗]服部平次郎:おk

僕はちょっと気になっていた。服部さん、どこかで見かけたような…

[桔梗]観音寺らむね:じゃあ始めるわね。えっと、陣取戦というのは…
らむねさんの講義が始まった。



この日、僕はいろんなことをらむねさんに教わった。

陣取戦のルール。陣の名前。武将との戦い方、防衛、兵站…

WEBで調べていた知識が、どんどんと補強されていく。
知ると知らないのでは、合戦の認識が全く違うことに驚かされた。

[桔梗]観音寺らむね:さてと、こんなところかしら。

[桔梗]平手良太郎:ありがとうございます

[桔梗]観音寺らむね:いえいえ

[桔梗]観音寺らむね:それじゃあ、講義はこれくらいにして、
[桔梗]観音寺らむね:そろそろ実戦に行きましょうか

[桔梗]平手良太郎:え?

僕は動揺した。これからいったい何をするのだろう?


[合戦]榊原政子:敵左先ゲリラいきます。向かってる人~?


[桔梗]観音寺らむね:今ゲリラ集めてるから、
[桔梗]観音寺らむね:ぶっつけ本番でゲリラ行ってみましょう

えええええええええええええ!?

[桔梗]平手良太郎:あの、まだ1回もゲリラやったことないんですけど…

[桔梗]観音寺らむね:だからいくのよ
[桔梗]観音寺らむね:やってみなきゃ、いつまでも身につかないわよ

[桔梗]平手良太郎:はぁ…

どうしよう。僕みたいな低レベルの人が参加してもいいんだろうか。

[桔梗]観音寺らむね:あまり乗り気じゃないわね。
[桔梗]観音寺らむね:大丈夫だって!ねえ涼ちゃん。

[桔梗]奥村涼   :まあ、そうですね^^

突然話を振られたものの、奥村さんは平然と答えた。

[桔梗]観音寺らむね:涼ちゃんはね、初めてゲリラで戦闘したとき、レベル60にもなってなかったんだよね

へ?

[桔梗]奥村涼   :あの時は、あまりよくわかってなかったもので^^;

[桔梗]観音寺らむね:薬師だから何とかなったっていうのはあるね。医術は先陣くらいなら二者治療してれば何とかなるし。

それをきいて、今まで黙っていた服部さんが突然口を開いた。

[桔梗]服部平次郎:いくら先陣でも、武士でレベル70になってなかったらちょっときついとおもうぜ。
[桔梗]服部平次郎:こういうのもなんだけどさ、平出さんは前に一緒に徒党になったとき、相当パニックになってたし。



思い出した。

このまえハマーさんに武将徒党に入れてもらった時の暗殺さんが、服部さんだった…

確かに服部さんのいうとおりだ。僕にはまだ、武将と戦う力量はまだない。


[桔梗]観音寺らむね:うーんでもねえ

らむねさんは唸るように言い始めた。

[桔梗]観音寺らむね:やっぱり良ちゃんには、武将をやってほしいな。
[桔梗]観音寺らむね:早めに武将戦の感覚をつかんだ方が慣れるの早いし
[桔梗]観音寺らむね:合戦も面白くなると思うのよね

若干、沈黙が続いた。

[桔梗]服部平次郎:ま、らむねさんがこだわるなら、俺はこれ以上言わないよ。

[桔梗]奥村涼   :みんな、最初は初めてですしね^^

僕も少しずつ、参加したくなってみたくなった。
らむねさんがこだわっている理由が、気になってきたからだ。



[大声]榊原政子:ではカウント行きます。10,9,8,7,6…

僕は、20人以上は居るだろう仲間たちと一緒に、味方中先にいた。

徒党はすでに解散していた。

僕以外にも、服部さん、奥村さん、らむねさんの四人がソロになって、ゲリラに参加した。

私が後ろから見ているから、良ちゃんは普通にゲリラに参加してね。
らむねさんはそういって、僕の後ろに控えている。

カウントが3になった。

起点、いわゆる盾と回復役の人が一斉に飛び出す。

僕も遅れまいと、ほぼ同じタイミングで走り出した。
すぐ後ろかららむねさんが追いかけてくる。

ゲリラの先行集団は、塊となって敵左先をめざした。

柵に囲まれた陣が、だんだん大きく見えてくる。

コントローラーを持つ手に、思わず力が入った。



[桔梗]平手良太郎:…だめでした

[桔梗]観音寺らむね:まぁ、はじめてだしねえ


僕は、陣のだいぶ手前で赤NPCに捕まっていた。
全くの問題外といってもいい。

[桔梗]服部平次郎:まーた起点か。相変わらず取りつきだけはうまいな
[桔梗]奥村涼  :いえいえ^^
[桔梗]服部平次郎:それにしても、回復技能使いすぎてるだろ。ヘイト集まるぜ
[桔梗]奥村涼  :服部さんがもっとs入れてくれれば、楽になるんですけどね
[桔梗]服部平次郎:…こいつぅ!!

私設チャットでは、服部さんと奥村さんの掛け合いが続いていた。
ふたりとも、らむねさんの講義中は静かだったけど、それは遠慮だったみたいだ。

[桔梗]観音寺らむね:相変わらず、仲がいいわねえ

「そんなことないですよ!!「そういうわけでは^^;」と、二人同時に喋っている。

[桔梗]観音寺らむね:二人とも、蒼天禄サーバーができてから始めたから、同期なのよね。
[桔梗]観音寺らむね:合戦場に来たのも、ほとんど同じ時期だったしね。

[桔梗]平手良太郎:はあ…

同期、か。

僕はうらやましかった。

僕には一緒に遊べる知人もいないし、互いに切磋琢磨するようなライバルもいない。

二人の関係が、とても魅力的に見えたのだ。

[桔梗]観音寺らむね:二人とも上達は早いんだけど、初めて半年もたってないから、まだまだ初心者よね。

[桔梗]観音寺らむね:良ちゃんも頑張れば、二人に追いつけるわよ。半年くらいの差なんて、まださほどでもないし。

追いつく?僕が?

[桔梗]服部平次郎:ま、俺は、半年でほかの皆さんを追い抜くつもりですけどね。

[桔梗]観音寺らむね:ふふ。楽しみね

すごい自信だ。僕は圧倒された。

[桔梗]観音寺らむね:さて、遅い時間になったし今日はこの辺で解散にしましょうか。
[桔梗]観音寺らむね:良ちゃん、今日は来てくれてありがとう。塾は今後もやるつもりだから、また来てくれると嬉しいな

[桔梗]平手良太郎:はい、ぜひお願いします!

[桔梗]観音寺らむね:服部ちゃんも涼ちゃんも、彼のことよろしくね。ほとんど同期みたいなものだし。

同期。

この言葉に、僕はむずむずするような感じを覚えた。

[桔梗]奥村涼   :もちろんです。良さん、これからもよろしくお願いしますね^^
[桔梗]服部平次郎:よろしくー

[桔梗]平手良太郎:よろしくお願いします!

こうして僕は、桔梗塾の一員になった。
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あの日以来、毎日欠かさず合戦場に入った。
必ずまた、合戦に来ますと宣言した日。

だけど僕は、また独りぼっちになった。


週末になり、徳川方のプレイヤーの数が増えた。

それまで一方的に押されていた合戦のムードが、確実に変わっていた。


[合戦]榊原政子:味方左先から敵右中にゲリラいきます。


今まで自分たちの陣地を戻すだけでも大変だったのが、
ちょっとだけではあるけれども、敵の陣地に攻め込む場面が増えてきた。


あの時の徒党のメンバーは、だいたい毎日合戦に通っている。


僕を徒党に勧誘してくれたレゲエさんは、ひたすら「徒党を止めた」というログを流し続けていた。

柳家さんも、僕が理解できないような合戦情報をたくさん合戦私設に流し続けている。

ハマーさんともほぼ毎日顔を合わせた。
会うたびに、彼の方から僕に手を振ってくれた。しかし一緒に徒党を組むことはなかった。
彼はいつも、7人徒党を組んでいた。ひたすら武将徒党をしているらしく、公式HPの討ち取り欄にたくさん名前が載っていた。


反転攻勢になったことで、みんな急激に忙しくなったと悟るのには、しばらく時間がかかった。

あの時は一方的な展開すぎて逆にやることがなく、雑談ついでに徒党を組んでいた。
僕はその時、たまたま合戦場をうろついていて、レゲエさんの気まぐれで声をかけてもらったようなものだ。


合戦とは、本来こういう忙しいものなのかもしれない。


身近に感じつつあった人たちとの、本来の距離を見せつけられたような気がして、僕はとてもさみしくなった。


目当てだった目付の昇進試験である合戦手柄5000ポイントは、自分でもあっけないと思うくらいあっさりたまった。

合戦が均衡してきたこともあって陣の奪い合いが激化し、トンカチがしやすくなったからだ。

自分のやることを見失っていた僕は、とりあえずトンカチに精を出し、2時間もたたないうちにポイントをためてしまった。


これといった感慨もなく、合戦場を後にし自国の城、那古屋城に向かった。

織田家自体は合戦がなかったため、城にいた織田信長公に謁見し、目付への昇進を果たした。

今までやってきた昇進試験と比べて、えらく淡白に感じた。


ステータス画面で自分の身分が目付に変わったことを確認すると、僕はため息をついた。

心の中がもやもやする。

思っていたよりもあっさり手柄がたまってしまったため、時間は余っていた。これから、何をしようか…。


[対話]観音寺らむね:こんばんはー

ぼーっとしているところに突然対話が入ったので驚いた。

[対話]平手良太郎:こんばんは

[対話]観音寺らむね:良太郎ちゃん、お久しぶりね?

さほど久しぶりな気はしないけど。
でもよくよく考えたら、らむねさんと会ったのはこのまえ武将徒党を組んだ日以来だった。

[対話]観音寺らむね:良太郎ちゃん、暇そうね?

[対話]平手良太郎:ええ、まぁ・・・


実際、これから何をしようか手をもてあそんでいたところだ。

[対話]観音寺らむね:だったらさ
[対話]観音寺らむね:桔梗塾 って私設に入ってみない?

桔梗塾?

[対話]観音寺らむね:そう。合戦の初心者の人のために開いている私設なんだけど、
[対話]観音寺らむね:今日、これから講習会をやろうと思って。

講習会?

[対話]観音寺らむね:時間があったら、良太郎ちゃんも参加してみない?


塾、か。

僕はちょっと悩んだ。
そもそも合戦に来たのは目付試験を達成するためだ。
それが終わった今、合戦にこだわる理由はない。

が、


『今日はありがとうございました。明日も合戦に来ます。絶対来ます!だから』
『明日からもまたよろしくお願いします!そういっていたとハマーさんに伝えていただけませんか?』


不意に、思い出した。
僕はこういうことを言っていたじゃないか…。

[対話]観音寺らむね:どう?

[対話]観音寺らむね:時間があれば、で構わないんだけど


僕は戸惑っていた。


このまえの武将徒党の際、自分の実力のなさを痛感していた。

まだ合戦に参加するレベルじゃない。もっと強くならなければ。

そういう思いが、心の中を渦巻いていた。


しかし、強くなる方法がわからない。

レベルを上げて、覚醒をあげて、戦闘にうまくなって…。
それは何となくわかる。

でも、どこまで強くなればいいのか。
なにをもってして合戦に出ていいと判断できるのか。

具体的なイメージが全くできなかった。


[対話]平手良太郎:塾に入れば、

[対話]観音寺らむね:ん?

[対話]平手良太郎:僕はもっと強くなれるのでしょうか?合戦のことがよくわかるのでしょうか?


なりゆきで、らむねさんに迫る訊き方をしてしまった。

人としゃべるのが苦手な僕としては割と珍しい。

[対話]観音寺らむね:そうねえ…


そう言ってらむねさんはちょっと間を置いたあと、一気に話し始めた。


「それは良太郎ちゃん次第だよ」
「わたしは合戦の最低限のことは教えてあげられる」
「でも、そこから学び取って強くなるには、自分で努力をしなきゃいけない」

そういう努力を後押ししたいから、『桔梗塾』をつくったんだ。らむねさんはそう話した。

僕にはわからなかった。自分がどれだけ強くなれるのか。

[対話]観音寺らむね:まあ、
[対話]観音寺らむね:みんな、誰もが最初は初心者よw
[対話]観音寺らむね:合戦に興味があるなら、
[対話]観音寺らむね:あまり悩まないで、とりあえずやってみればいいんじゃないの?


とりあえず、やってみる。


らむねさんの言葉を、僕は心の中で反芻した。

不安はいっぱいある。けれど、自分が気になることなら、とりあえずやってみてもいいんじゃないんだろうか。

もう少し悩んで、僕は宣言した。

[対話]平手良太郎:あの
[対話]平手良太郎:やっぱり入ります。塾に。

[対話]観音寺らむね:そう!良太郎ちゃんならきっと来てくれると思ってた!
[対話]観音寺らむね:よろしくね、良太郎ちゃん

よろしくお願いします。

胸中の不安を断ち切るように、僕は返事した。
心はドキドキしていたけど、全く何も見えない暗闇の中で、一筋の光を見た気がした。
カウントダウンが0になった。


一斉にみんなが走り出す。


[大声]ハマー浜口:おらおらおらおらあああああああ!!


門を出た集団は一塊となって、南側を直進していく。

門の外では味方の大砲集団がここぞとばかりに大砲の弾を味方左後に打ち込んでいた。

盛大な、花火みたいな轟音の中で、僕らは一直線に駆け抜けていった。


(これが、合戦なのか…)


前に本陣に特攻したときとのあまりの様子の違いに僕は震えた。

あの時はひたすら前の人の背中しか見えなかったが、
今は徒党先頭の柳家さんをはじめ徒党のみんなの背中が見え、
そして随伴するほかの徒党と大量の支援してくれる人たちに囲まれているのがよくわかった。

まるで魚の群れになったかのように合戦場を駆け抜ける。


だが、しかし、


不意に目の前が暗転した。

目の前には敵のプレイヤーが一人。

[合戦]柳家留美:p

どうやら敵の防衛プレイヤーにつかまったようだった。

[徒党]柳家留美:だいぶ手前で捕まったから、一回退くね。

[徒党]レゲエパンチ:さすがに防衛は厚いねえ。


そんな中、


[合戦]川並松五郎:味方左後つき


川並さんの徒党が、無事戦闘に入ったようだ。


[徒党]ハマー浜口:さすがだな。

[徒党]柳家留美:門に再集合で

[徒党]観音寺らむね:了解です


こうして、僕らは再び門の中に戻った。
時間は23:40。

最初は劣勢だった徳川方だったけど、時間が遅くなったせいか掲示板を見たら武田方のプレイヤーがだいぶ減っていた。

川並さんの徒党が陣についたことで、味方も勢いを増したようだ。


[合戦]榊原政子:本陣から味方中先奪還ゲリラいきます。参加をお願いします↑


合戦会話も活気づいてきたようだ。


[合戦]柳家留美:うちの徒党もゲリラに便乗します。


今までバラバラだった味方の動きが、急にまとまり始めていく。

次に狙った陣も味方の陣地だった。
こちらは防衛には止められなかったけど、ほかの徒党に武将についたので僕らは再び撤退。

その後何回かチャレンジしたけど、防衛に阻まれたりほかの徒党にいかれたりで、0:30になっても僕らは武将と戦えずにいた。


[徒党]ハマー浜口:なんとかならねえか!?


[徒党]柳家留美:ごめん
[徒党]柳家留美:今日は調子がよくない
[徒党]柳家留美:次、最後でいいかな?

[徒党]ハマー浜口:いや、留美が悪いわけじゃねーけどよ

[徒党]ハマー浜口:やっぱり、なぁ…

なぜかハマーさんの歯切れが悪かった。

[徒党]レゲエパンチ:時間も遅いし、次でラストにしよう

[徒党]ハマー浜口:それなら右先奪還に行こうぜ。あそこなら防衛いないだろ。

[徒党]レゲエパンチ:それはだめ

レゲエさんが遮った。

[徒党]レゲエパンチ:先陣ならまだゲリラで戻すだけの余裕がある。うちらは敵陣を攻めよう。

徒党に一瞬沈黙が流れた。
僕は何となく居づらくなった。

[徒党]ハマー浜口:わかったよ。それでいこう。

ハマーさんが口を開いた。僕らは敵陣を狙うことになった。


柳家さんが合戦私設で人を集め始める。
集合場所は門の中でなく、自陣営の陣の裏になった。それだけ戦線を押し返してきたのだ。

本日ラストチャンスということで、僕に緊張感が襲ってきた。
その一方で、違和感を感じていた。ハマーさんの様子がおかしかったからだ。


…僕は何かハマーさんの気に障ることをしたのだろうか?


[大声]柳家留美:ではいきます。カウント、5、4、3、2、1、0!

なんだかすっきりしないまま、柳家さんに追尾した僕は走り始めた。


目指すは北側の敵陣。
最初のころと比べると敵の姿はあまり見なくなっていた。

途中で止められることなく進む。
目の前に、柵でおおわれた陣が見えてきた。

大量の襲われログがチャット欄を埋め尽くしていく、
不意に、柳家さんが突出していった。その先にいるのは、敵武将!


画面が暗転した。


画面に姿を現したのは、武将の伊丹康直。

ついに、武将戦をすることになったのだ!

気持ちが昂ぶり、コントローラーを持つ手に力がこもる。
初手は湯地鉄城。戦闘画面の推移をじっと見つめていると、突然らむねさんが口を開いた。


[徒党]観音寺らむね:ハマーちゃんがいないよ!


僕ははっとした。

相手の武将は7人で、僕らは確かに6人だった。

[徒党]ハマー浜口:すまねえ。割れてNにからまれた…

[徒党]レゲエパンチ:入ってこれそう?

[徒党]ハマー浜口:だめだ、敵pにつかまった。

柳家さんが反応した。


[合戦]柳家留美:敵左中主つき。盾鍛冶が割れたので救援をお願いします


この事態で、僕の頭の中は真っ白になった。
盾は僕一人。なんとかしなきゃ!


湯地鉄城!


湯地鉄城!


湯地鉄城!


なんとか敵のほとんどが釣れた。
これで持ちこたえられるか…?

[徒党]レゲエパンチ:良さん釣りすぎだ。滅却張って

え!?と思った時には遅かった。詠唱が来ていたので全体看破していた。

[徒党]平手良太郎:すみません、全体看破しました

[徒党]レゲエパンチ:こっちもkp。かぶったね。


冷や汗がでてきた。何かとんでもないミスをしたのではないか…?


敵の攻撃が自分に集中してきた。

滅却の結界はあっさり割れ、生命がみるみるうちに減っていく。

[徒党]観音寺らむね:単体回復

らむねさんは必死に回復してくれた。
でも、生命の減りに回復が追いつかない。

そうこうしている間に、標的固定が解けていた。

攻撃が漏れたせいで、徒党の暗殺さんが死んだ。

まずい!

と思ったのもつかの間、1の攻撃が僕に直撃し、僕も倒れた。


その後は、目を覆うような惨状だった。

敵の攻撃で、徒党員が次々倒れていく。
榊原さんは救援の盾を送ってくれていたが、到着するころには立て直しが不可能なくらい痛めつけられていた。


[合戦]柳家留美:敵左中主折れ。すみません。


淡々とした報告が、合戦私設に流れていた。





[徒党]平手良太郎:すみませんでした

謝らずにはいられなかった。僕が冷静に行動していれば、伊丹に勝てたかもしれない。

[徒党]ハマー浜口:いや、リョウはわるくねーよ
[徒党]ハマー浜口:俺が割れたのが悪い

非常に気まずかった。このまま消えてしまいたい気持ちだった。

[徒党]観音寺らむね:まあまあ。リョウちゃんも今回が初めての武将戦だったし、またがんばればいいじゃん

そうだね、うん、といった会話がつづく。

僕は文字を追っていただけで、中身を理解することができなかった。

[徒党]柳家留美:ごめん、この陣取りももう終わるし今日は解散で。
[徒党]レゲエパンチ:そうだね。おつかれさま~

初めての武将徒党は、とても苦くて無残な経験となった。





[対話]レゲエパンチ:お疲れ様。ちょっといいかな?

合戦場から退場する間際に、レゲエさんから対話が来た。

[対話]平手良太郎:はい
[対話]平手良太郎:あの、今日はすみませんでした。
[対話]平手良太郎:僕がもっとうまければ、もっと強ければこんなことには

申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
武将徒党にする、と言われた段階で、徒党を脱退すればよかったのだ。
その場の雰囲気に流された僕の意志の弱さ、世間知らずさに、嫌気がさしていた。

[対話]レゲエパンチ:気にすることないっすよ。
[対話]レゲエパンチ:徒党が割れるなんてよくあることだし、
[対話]レゲエパンチ:合戦のデビューとしては、こんなもんだって。

[対話]平手良太郎:はあ…

困惑する僕にきにせず、レゲエさんは対話を続けた。



[対話]レゲエパンチ:実はね、ハマさんが良さんのことを気にしててね。



僕のことを…?



[対話]レゲエパンチ:ハマさん、良さんが初めての武将徒党だからってことで、大分張り切っててね。
[対話]レゲエパンチ:どうしても武将やらせて、勝たせてやりたいって思ってたんだってさ。
[対話]レゲエパンチ:だからさ、最後自分が割れちゃって、徒党が折れてさ、
[対話]レゲエパンチ:それがショックで、悔しくてたまらないって。
[対話]レゲエパンチ:良さんに合わす顔がないって。だから俺の代わりに謝っといてくれないかって、言われたんだ。


その時僕はやっと理解した。


武将に取りつけなかった時のハマーさんの苛立ちの理由。
僕を思ってのことだったのか…

[対話]レゲエパンチ:あいつとの付き合いは前のサーバーのころからなんだけど、
[対話]レゲエパンチ:ああいう乱暴な言い方をする割に、昔から繊細で不器用なやつなんだよ。
[対話]レゲエパンチ:自分で謝ればいいのにね。

僕はなんといえばいいのかわからなくなった。
謝らなければいけないのは僕のほうなのに。
僕は、何を伝えたらいいのだろう…

…あ!

[対話]レゲエパンチ:じゃあ、伝えるだけ伝えたから。
[対話]レゲエパンチ:もしよかったら、これに懲りずまた来てくれたまえ。じゃあ

[対話]平出良太郎:あの

[対話]レゲエパンチ:ん?

僕は意を決していった。



[対話]平出良太郎:今日はありがとうございました。明日も合戦に来ます。絶対来ます!だから
[対話]平出良太郎:明日からもまたよろしくお願いします!そういっていたとハマーさんに伝えていただけませんか?



このとき、レゲエさんはどういう顔をしていたのだろうか。


[対話]レゲエパンチ:わかった。伝えておくわ。


対話を終えて、僕はそのままログアウトした。





その日はなかなか寝付けなかった。

確かにひどい初陣だった。だけどなんだろう、この湧き上がるような昂揚感は。

明日、早く家に帰ろう。そして、ログインして合戦にいこう。
合戦にいったらハマーさんに挨拶して、それで…

そんなことを考えているうちに、いつしか眠りに落ちていた。




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柳家さんは、物静かでさばさばした感じの人だった。

自己紹介のあいさつもそこそこに、早速切り出した。

[徒党]柳家留美:それで、何やるの

[徒党]ハマー浜口:武将だよ。

[徒党]柳家留美:おk

・・・え!?

まさか、武将徒党?僕はまだ心の用意が…

[徒党]ハマー浜口:俺が刀鍛冶、レゲエが術忍、留美が召喚で、リョウが武士か。

[徒党]ハマー浜口:回復はらむねだから、あとは詠唱と何かか

着々と徒党が集まっていく。
僕があたふたと実装を見直してしている間に、話はどんどん進んでいった。

ハマーさんが勧誘したのだろう。また一人、徒党に入ってきた。

[徒党]観音寺らむね:はぁーい

[徒党]ハマー浜口:らむね、詠唱とあと何かを呼んでくれ

[徒党]観音寺らむね:挨拶もなしに、人使いが荒いわね
[徒党]観音寺らむね:あら?新入りさん?はじめまして、かしら?

[徒党]平手良太郎:あ、はじめまして

[徒党]ハマー浜口:リョウ、気をつけろよ。そいつネカマだから

[徒党]観音寺らむね:

[徒党]平手良太郎:は、はぁ・・・

こんなやり取りをしている裏で、柳家さんが合戦会話で打ち合わせをしていた。

[合戦]柳家留美:今徒党を作ってる。あと少しでいける。
[合戦]柳家留美:松さんも今こっちに向かっている。もうそろそろ着くみたい。

[合戦]榊原政子:わかりました。留美さん、ありがとう

榊原さんは、徳川家の人だ。さっきから合戦会話で色々と指示を出していた。

[合戦]榊原政子:それでは、留美さんの徒党が準備できましたら、左後の奪還にいきます。門内から出ますので、囮と支援をお願いします。

[徒党]観音寺らむね:ん、いきなり左後奪還に行くの?初心者さんにはけっこうきついと思うんだけど

え?そうなの?

[徒党]ハマー浜口:大丈夫。盾は俺一人でもいけるし、術止めとkpはレゲエが全部やるだろ

[徒党]レゲエパンチ:簡単に言うなよ。結構大変なんだぞ

[徒党]ハマー浜口:この前も余裕だっただろ?

[徒党]レゲエパンチ:まあね

…なんだかとんでもない徒党に入ってしまったようだ。

しかし、話がここまでくればもう逃げられない。
残りの2枠には、能楽さんと暗殺さんが入って徒党が完成。

やるしかないのか?

[合戦]柳家留美:うちの徒党そろった

[合戦]了解です。カウント、任せていいですか?

[合戦]柳家留美:おk

この時すでに、僕も門内で待機していた。
周りにはたくさんの味方が待機していて、鉄砲や弓、大砲を持ち出して門の外に駆け出す人たちがよく見えた。

[徒党]ハマー浜口:留美、党首頼んだわ。

ハマーさんが唐突に柳家さんに党首を渡した。

[徒党]柳家留美:たまには自分で先頭やったら?

[徒党]ハマー浜口:いや、こういう時はなるべくうまい奴がやった方がいいと思ってな。

[徒党]柳家留美:まあいいや

党首を渡されると、柳家さんは[大声]でてきぱきと説明を始めた。

[大声]柳家留美:ルートは南側から入って、敵陣前で大きくUターンして正面からイン。囮と徒党はカウント0と同時に出ます。
[大声]柳家留美:柵の所に防衛が何人かいるので、囮の人は極力叩いてください。
[大声]柳家留美:囮は陣の前までNを釣って。陣の中は入らないでおk

後から聞いた話では、柳家さんは織田家の中でも相当の合戦上手で、織田家の合戦だと指揮を執ることも多いらしい。

[大声]川並松五郎:留美さんごめん遅くなった。うちの徒党も便乗する。
[大声]柳家留美:おk

僕らの徒党の横に、川並さんという人の徒党が並んだ。全員織田家の紋をつけている。
この人が織田家のエース徒党の党首であることも、後日知ることとなる。

[大声]ではいきます。カウント・・・

ついにカウントダウンが始まった。

僕は覚悟を決めた。実質、僕の初陣だった。




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・このSSを無断で転載、改変することは禁止します。ただし、サイトのリンクはフリーです。
[徒党]ハマー浜口:wwwwwwwww

思いっきり笑われた。

そこまで、可笑しい話なんだろうか?

[徒党]レゲエパンチ:ハマ、初対面の新人さんにそれはないだろ。

[徒党]ハマー浜口:いや、すまんすまんw

ハマーさんは謝ってきた。
根は悪い人ではなさそうだ。

[徒党]ハマー浜口:でもさ、なかなかないぜ?初めての武将戦が四天王、なんてのはよ。

[徒党]レゲエパンチ:そうだね。普通は途中で脱落するよね。

[徒党]ハマー浜口:まぁ、これは、

ハマーさんはもったいぶった口調で言った。


[徒党]ハマー浜口:期待の大型新人誕生!ということかな。


僕は顔が火照るのを感じた。



吉田合戦。

織田家の同盟国の徳川家が、今川家に攻められていた。

今川家は武田家・北条家と同盟を組んでいる。

史実の甲相駿三国同盟はとても有名だが、このゲームにおいてもそのインパクトは変わらない。

特に武田家の存在感が圧倒的で、
味方の門前に殺到する武田紋の数を見ただけで、げんなりした。

対する徳川家は、我が織田家と伊賀忍家が同盟を結んでいる。
人数ならそこまで差があるわけじゃないけど、
甲相駿三国同盟と比べれば、どうしても見劣りがする。

僕たちは終始押され気味で、門の前と本陣でかろうじて戦線を保っているような状態だった。



[徒党]レゲエパンチ:こないね

[徒党]ハマー浜口:なにが?

[徒党]レゲエパンチ:敵徒党

[徒党]ハマー浜口:防衛か。お前、暇だな

[徒党]レゲエパンチ:仕方ないじゃん。残ってるのは本陣だけだし、防衛しかやることがない。

[徒党]ハマー浜口:まあな

なんとものんきな会話だ。
こうしている間にも、周囲では対人戦があちこちで繰り広げられている。

[徒党]レゲエパンチ:ハマはなにやってんの。どうせさぼってるんだろ

[徒党]ハマー浜口:ひどい言い方だな。俺は門内を死守してるというのに

[徒党]レゲエパンチ:さぼってるじゃねーか

[徒党]ハマー浜口:待ってんだよ!俺の勘だとそろそろ動くはずだ。

こんなゆるい会話が、矢継ぎ早に続くわけでもなく、かといって長い沈黙が続かない程度に続いていた。



僕がこの徒党に入ったのは全くの偶然。

散々だった「デビュー戦」のあと、僕は僕なりに信オンの合戦についてWebで調べた。

そして、僕のした行為がいかにとんでもないことだったことを知り、非常に恥ずかしくなった。
もう合戦に行くのをやめようかと思ったが、昇進試験は終わっていないし、あの馬で駆け抜けた感覚がなんとなく忘れられず、今週勃発した吉田合戦に参加することにしたのだった。

事前に予習し、いわゆる『トンカチ』が一番手柄を稼ぎやすい方法だとわかったので、ガンガン稼ごうと意気揚々と合戦場に乗り込んだ。

そこまではよかったのだが、そのときすでに味方陣は敵に全部占領されていて、トンカチしていてもすぐたたかれる有様だった。

門近くの陣でトンカチをして、敵に叩かれてボコボコにされて、また戻ってトンカチをして…という悲惨なループを何度か繰り返したあたりだったか。

移動しているときに、不意に勧誘窓が開いた。

[対話]レゲエパンチ:徒党に入って

対話をもらった。
一瞬ためらったけど、徒党に入ることにした。

[徒党]レゲエパンチ:やあ

徒党には、レゲエパンチさんのほかに、ハマー浜口さんの二人しかいなかった。

[徒党]レゲエパンチ:トンカチはソロだと敵によくたたかれるから。なるべく徒党にしておいた方がいいよ。

どうやら、さっきから叩かれては門に戻る様子を見られていたようだ。
徒党を組んでから、確かにたたかれることは少なくなった。

最初こそ徒党内の会話はなかったが、次第にレゲエパンチさんとハマー浜口さんがぽつり、ぽつりと話し始め、いつしかまったりとした会話が始まっていた。

その過程で、僕もようやく自己紹介をすることができた。
信オンを始めて1ヶ月程度の新参者だということ。
合戦自体が初めての経験だということ。
最初の合戦で、四天王と戦闘をしてしまったことも話してしまった。それで浜口さんに大笑いされてしまったわけだが…。



[徒党]ハマー浜口:おう、そうだ。新入り!おまえは何してる?

突然話を振られたので、僕は咄嗟に反応できなかった。

[徒党]レゲエパンチ:ハマ、ちゃんと名前で呼んであげなよ。彼、びびってるじゃん。

いえ、ビビっているわけではないのですが…。

[徒党]ハマー浜口:おう、そうか。なんて呼べばいいかな。ええと…

[徒党]平手良太郎:良太郎なので、『良』でも何でもいいと思います。

[徒党]ハマー浜口:そうか。じゃあリョウだな。

[徒党]レゲエパンチ:織田家家臣だから平出ってことか。

キャラ名はとても悩んだ。
織田信長の家臣で、傅役だった平出政秀という武将がいた。
彼は信長を諫めるため自刃するのだが、彼の遺児が代わりとなって信長に仕える。そういう設定でキャラを作ることにした。

そこまで考えたところで疲れてしまったので、名前はたまたま目にした『良太郎』にしてしまった。

[徒党]ハマー浜口:よし、リョウ。これから…

ハマーさんは何かを言いかけたようだが、一度言葉を切った。

[徒党]ハマー浜口:おっと、やっときたか。
[徒党]ハマー浜口:レゲエ

[徒党]レゲエパンチ:なに?

[徒党]ハマー浜口:柳家留美:レベル70:1体を↑に発見しました
[徒党]ハマー浜口:党首を渡せ。勧誘する

[徒党]レゲエパンチ:おk

[徒党]ハマー浜口:おっと、留美のほかにネカマ野郎もきたか。これでようやく…

その時、ハマーさんが不敵に笑った…ようにみえた。

[徒党]ハマー浜口:反撃開始だな



<注釈>

こんばんは。初柴清です。

信長の野望Online〜蒼天録鯖戦記〜、いかがでしょうか?

文中の表現について、補足説明します。

[徒党]ですとか、[対話]といった単語が出てきますが、
たぶん皆さんお察しのとおりでしょうが、
これはそれぞれ徒党会話と対話チャットのことです。

ゲームを再現するなら、当該の部分だけ色を変えればいいと最初は思っていましたが、
当ブログは白地の画面のため、種類によっては読みづらくなると思ったので、
こういう表現方式にしました。

書く際にいちいちカッコ書きしてキャラ名を書かなきゃいけないので、手間と時間がかかるのと、
読む方もテンポがよくない気がしてきたので、
将来的にはこの書き方は廃止するかもしれません。

とりあえず、こういう趣旨で書いていることをご承知おきいただけますと幸いです。

あと、もし名前ネタがあればコメントに書いてくれるとありがたいです。
正直、キャラ名を考えるのが結構大変です(苦笑)

では、またお会いしましょう ノシ

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