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軍師というのは、国の運営方針について十分に理解をしていないといけないもんです。

軍師と、合戦における音頭取り役、すなわち「旗振り」と呼ばれる人たちとの違いは、
国の運営方針を理解した上で指示をしているかどうか、これに尽きると思います。

これを説明するには、「国の運営方針とはなんぞや?」から始めなければなりません。

「国」とはなんなのか?「国」とはなんのためにあるのか?
この問いかけに対して答えられなければ、私は軍師とは呼べないと思います。

そもそも、この「信長の野望on-line」というゲームの究極的な目的やクリア条件はなんでしょうか。

「妖怪退治ゲー」と言われてだいぶ久しいです。
そうしたダンジョン攻略もゲームの目的の一つですが、
このゲーム全体の最終的な目標は「天下統一」。これ以外にありません。

そしておそらく、今もだと思いますが、このゲームのシステムは全て「天下統一」のためにデザインされています。

そんなことはない、と言いたい方もいると思いますが、よく考えてみてください。

敵のボスで一番レベルが高いのは、ダンジョンボスではなく合戦場の大名です。
生産にしても、納入等の要素で合戦に関わる部分が必ず出てきます。
内政クエも、合戦の物資の蓄積に関わってきます。

信onでは、どのゲーム要素も全て合戦を頂点にして繋がるようになっているのです。

したがって、「国」や「国勢」といった要素も、合戦のために存在しています。

「国」はプレイヤー間で交流するための「ギルド」ではないか。
そう考える方もいらっしゃると思います。
しかし、プレイヤー間で交流したいだけなら、一門があります。
その一門システムですら、合戦貢献度が表示されたりと合戦の要素からは逃れられませんが……。

「国」というのは、単にプレイヤー同士の交流の場だけではない、ということです。

軍師は、いや、国の運営や主力プレイヤーはこれらのことを強く意識しておく必要があります。
強く意識し行動に移せているところが、強国だと思います。

ここで、クラウゼヴィッツという人について紹介したいと思います。

ナポレオン戦争時にプロイセンの将軍として従軍した人で、「戦争論」という有名な軍事戦略の書物を記したことで有名な方です。

この「戦争論」の中で、クラウゼヴィッツは次のように述べています。

「戦争とは他の手段を持ってする政治の継続である」

つまり、戦争というのは政治の延長であって国の政治手段である、という意味のようですが、
信onに関していえば、

「国勢とは合戦の延長であって合戦を行うための国の手段である」

と私は考えていました。

つまり、

「国」として行う行為は「合戦」というコンテンツに全て還元される

という考えです。

そう考えた理由は、上記の通り、全ての信onのコンテンツが合戦のために存在していたからです。

この話だけだと抽象的すぎるので、
よく、国主体でやる「市」を例に考えてみたいと思います。

市の目的はなんでしょうか。

「国を賑やかにしたい、盛り上げたい」
こんなところが、パッと思い浮かぶ理由だと思います。
一般のプレイヤーの方であれば、この認識で問題ありません。

しかし、軍師や国の運営といった人々は、単純にそう考えるだけでなく、
「合戦の戦力を充実させる手段」としての勘定を裏でできていなければなりません。
なぜなら、「市もまた合戦の延長であって、合戦を行うための手段」ととらえることができるからです。

私も国の運営をしていた時に市を企画したことがあります。
企画した動機は、

「上杉家をイメージアップさせる、上杉家にいい印象を他国の人に持ってもらって『移籍したい』と思わせたい。(=合戦の参戦人数を増やしたい。)」

「新規の人と古参の人を交流させて、合戦を活性化させたい」

「同盟国と共催することで、よりプレイヤー間の連帯感を高めたい」

と、あくまで合戦強化策の延長としてのものばかりでした。

妖魔陣も同様です。

ただ単に腋毛を集めるためにやるのではなく、腋毛集めや侵攻を通じて
若手と古参の交流を生み、合戦場の風通しを良くすること。

特に妖魔陣なんて対人戦要素が皆無なわけです。
普段合戦に来てない人たちも参加しやすいですし、「○○というNPCを見つけたら教えて!」と呼びかければ、
国の活動に初参加する人でも発言はしやすいですし(それでも発言のハードルはたかそうですが……)、
NPCも弱めなのでもし失敗したとしてもリカバリーさせやすい。

失敗が許されやすい、全員で達成しやすいという点で、
自国や同盟国のプレイヤー間の連携を深めるにはいいコンテンツだと思っています。

もちろん、こういう視点はあくまでも一例。
他の意図を持っていることも、その意図が理路整然としていれば、なんでもありです。

重要なのは、なんとなく「楽しそうだから」とか「前からやっているから」と漫然とやるのではなく、
明確な意図や目的をもって国というものを運営する。そういう視点が国の運営には必要だということです。

そして軍師はそうした国の運営方針を理解している必要があります。
それでなければ、合戦場で勝つための戦略・戦術・作戦は立案できません。

したがって軍師という役割は、国の運営と密接な関わりを持つことが仕事の一つとなります。

私の知る限り、軍師にあたる役割をしている人はほとんど国の運営にも参加しています。
そっちの方が情報のやりとりがスムーズだからです。

国というのは合戦を実施する集団のことであり、国勢とは合戦を実施するための手段の一つ。

そして国の運営方針とは天下統一という最終目的のために作るロードマップ。

軍師たるもの、このことを常に頭に入れておいて欲しいと思うのです。
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軍師とはなにか。

デジタル大辞泉によると、

1.大将のもとで、作戦・計略を考え巡らす人。軍の参謀。
2.策略の巧みな人。策士。「彼はなかなかの軍師だ」

という意味のようです。

2.はともかくとして(色々失敗をしているので、巧みというわけではなかったと思う)1.はまさに私の役割でした。

信onにおける軍師としての私の役割を表す上で一番わかりやすいのは、野球だと思います。

ヤクルトスワローズ、阪神、楽天の監督を歴任した、野村克也氏の著作を読んでいて、
なるほど、と思ったものです。

野球の守備体型を思い出して見てください。
投手、内野手、外野手、それら全てのプレイヤーは相手チームのバッターの方を向いています。

対して、キャッチャーだけが逆側を向いている。
このキャッチャーこそ、信onにおける軍師としての私の役割でした。

すなわち、敵を観察するだけでなく味方の動きもじっくりとみる。
フィールド全体を俯瞰し、情報を集め、分析し、助言や指示を出す。

信onにおける軍師は、そういう役割だと思っています。

合戦場においては、みんな武将戦やらNPC狩りやら対人戦で、前だけを見てイケドン状態になっています。

そんな中1人くらいは、全く別の方を向いて動いている。
そういう動きのできるプレイヤーが、必要だったりします。

昔、大決戦というコンテンツをめぐって、こんなことがありました。

当時の大決戦は、大将である大名を早く倒した方が勝ち、という状況になっていました。
したがって徒党の実力が勝敗を分ける最重要ポイントです。

当時は確か紺碧サーバーの時代。
大決戦の監督としての仕事が確立していた私はそのころ、紺碧上杉家の合戦主力が集まる一門に加入していました。

大決戦の監督の仕事は、どの武将にどの徒党をあてるかの事前調整、全体のスケジュール管理、状況に応じた指示が主な仕事です。

こちらも大決戦で勝つ上では大事な役割。
あれはどうなるのか、これはどうなるのか、と大決戦前は不安でした。

特に、大名戦は運の要素も強く、確実に撃破できるかは確証が持てないもの。
もし負けた場合どうするか。どうリカバリーすればよいか…
そこまで考えていて、一門の人に不安だという心情を打ち明けてしまったことがあります。

そしたらある人は「きっと勝つよ」と断言するではありませんか。
その人はエース徒党の徒党員に入る、ベテランの方だったと思います。

どうしてそう思うのか、気になって尋ねたところ、

「だって◯◯は絶対大名をおとせるから」という答えでした。

これを見て、私は武将徒党と監督の立場の違いを明確に意識しました。

野村克也元監督の本の一節が頭をよぎりました。
たしか、こんな内容だったと思います。

「投手は相手の打者をなんとしても抑える、と考えるが、捕手はそれではダメで、打たれた時の次の一手をどうするか考えていなくてはならない。」

つまり、武将徒党は武将を倒すことのみを考え、監督や、いわゆる軍師という役割の人は、
武将が万が一倒せなかった時にどうするのか、そのリスク管理をしておくのが仕事だと。

武将徒党や他のプレイヤーがプラス思考であれば、軍師はマイナス思考で。
プラスとマイナスがあるから、バランスがいいんだ。そう考えるようになりました。

このように、信onにおける軍師というのは、
周りのプレイヤーがイケイケになっているところから離れて客観的に合戦場を俯瞰し、
リスク管理も含めて全体の流れを考え、味方を誘導する。

そういう役目なんだと思います。
いつのことだっただろうか。
かなり昔の話です。
まだ全サーバーが統合する前の、旧紺碧サーバーの、
しかも特に何かあったわけでもない、普通の日だったと思います。

いつもの評定衆(読者の皆さんがいう勢力の運営さんのこと。旧紺碧上杉家では評定衆と呼んでいました。以降、運営という呼び方に統一します)のメンツと話していて、
どういう流れでそうなったのかもはや覚えていないが、各々どういうタイプなのか、という話になりました。

当時の私は会議の司会、合戦での旗振り、もうなくなってしまったコンテンツだが大決戦の監督をしていました。
簡単にいえば、上杉家の仕切り役みたいなお仕事をしていたといっても差し支えないでしょう。

そんな私自身は、自分のことをてっきり指揮官的な役割だと思っていました。
合戦で指示を出すことが多かったからです。

しかしある人が言いました。
「きよしさんは(ファーストキャラが初柴清という名前だったので、古い知人からはきよしと呼ばれていた)軍師だね」

これには弱りました。
頭を使うよりは最前線で騒いでいる感じだったし、上でも書いたように指揮官タイプだと思っていたからです。

あとはちょっとしたトラウマというか負い目もあります。
かつて統合前の上杉家筆頭から他の人がいる私設の中で「軍師!」と呼ばれ非常に恥ずかしい思いをしました。
今思えば大変光栄な話なのですが、現場監督ではあったがそんなド偉い立場ではとてもなかったので、モニタの向こう側で冷や汗をかいていた記憶があります。

たまらず、その人に尋ねました。なぜ軍師なのか、と。

「大決戦や陣取り戦でKさん(当時の紺碧上杉家筆頭・エース徒党党首)から訊かれるとすぐ答えていた。Kさんが仕切ってきよしさんが補佐しているように見えた」

とのことだったと思います。
この言葉はとても私には印象的でした。

その後の自分のゲーム上での役割、ゲーム外での身の処しかたを振り返ると、「ああ、確かに軍師タイプかもしれない」と、
最近になってようやく思えるようになってきました。

自分が前面に立つのではなく、後ろから全体を俯瞰し情報を集め分析し的確に情報を伝える。
そういう役割を演じている時が、ゲームでも仕事の時でも一番成果を出せている気がするのです。

信onを引退して、どれくらい経ったでしょうか。
3年はゆうに超えていると思います。

そんな奴がなぜ今更こんなブログを?と顔をしかめる方が多いと思います。
私としてもとっくの昔に引退した身なので、今更こういう形でキーボードを叩く機会が来るとは思っていませんでした。

しかし、やり残したことがある、という感覚はずっとひきずっていました。
それは、私なりの合戦観の総決算となるブログ記事を作ること。

もともと、軍師として動いてきた自分のノウハウを活字に残したいという気持ちが強かったです。

引退前から実はあれやこれやと試行錯誤で書いてはいたのですが、何回書いてもピンと来るものがなく、
何度も筆を折っていました。

そういう無念をあきれるくらいずっとひきずっていたわけですが、
つい先日、池波正太郎の「男の作法」という本とたまたま出会ったのです。

ここには、男として身につけるべき作法についてわかりやすく丁寧に、そして真摯に書かれていて感銘を受けたのですが、
同時にこういう書き方であればこのもやもやを払拭できる、ブログ記事として書くことができるのではないか。
そんなインスピレーションを得てしまったのです。

こうなるともうダメです。
放っておいても書きたいことが泉から水が湧くが如く溢れ出し、
文章にしてみなければ気が済まなくなっていました。

今の合戦の仕様はほとんどわからないし、なにぶん話が古すぎるので、
この記事を読む現役世代の方からするとピンとこない話ばかりになるかもしれない。

正直自己満足で終わる可能性が高いのですが、それでも長年気になって仕方がなく、
これでは引退しきれないのでこの際洗いざらい書けるところまで書くことにしました。

今回のシリーズをもって、この「きよしのズンドコ武士!」は本当の意味でオシマイです。

孫子の一節に「兵は詭道なり」というのがあります。

兵法というのはだまし討ちである、という意味ですが、
これを成立させるには自分の持っている「手」を隠しておく必要があります。

タネが分かっている手品ほどつまらないものはありません。
そのタネを明かしてしまおうということなので、軍師としての私は死んだのと同じ意味になるし、
それはまた二度と信onに戻らないことを意味します。

このような考えのもと、今回のシリーズを書こうと思います。

結構なボリュームになりそうなので、ある程度書き溜めてから順次公開する予定です。

この記事の中に、私の、信onの中での合戦テクニックの全てを叩き込もうと意気込んでいます。

もともと、私以外にもゲリラや防衛など、合戦に関するテクニックを紹介したものは、
他の方でも書かれています。

しかし、合戦において根幹をなす、旗振りや国の運営について、その役割やテクニックを公開したものは、私の知る限りありません。

その理由は、先に書いた通り、手の内を明かすようなものではないという理由もありますし、
そういう役割の人はかなり忙しいので、そういうテクニックをまとめる余裕がないとも思います。

しかし、国の運営を機能させる上では、欠かすことのできない役割です。
そうしたノウハウを論じるものが一つくらいはあった方がいいだろう、というのも私がこのブログを書こうとしている動機の一つになります。

もし何かの間違いで、読者の中で信onをプレイする上で参考になることが残せるならば、
そして、国の、合戦の運営を行う上でプラスになることがあるのなら、これ以上の喜びはありません。
ご無沙汰しています。初柴清です。

現状を話しますと、すっかり引退しています。

引退宣言をしたわけではありませんが、「ある事」を契機にログインしなくなりました。
事実上の引退です。

もはや、ブログに書くことは何もないはず、なのですが、
一つだけやり残したことがあります。

それは、私の、合戦や勢力運営でのノウハウを形として残すこと。

ずーっと前からやりたいと思っていました。
しかし、この作業がなかなか難しく、何度も挫折しています。

引退して2年くらい経っていると思いますが、
なぜか、今の状況の方がよく頭の中が整理できるようで、
ようやく形になってきました。

たぶん、現役だと逆にいろんなことに気になって、スムーズに書けなかったのでしょう。
引退して距離を置いたからこそ、形になったのかもしれません。

合戦や国の運営は、いわゆる経験学によるところが大きく、マニュアル化は難しいと考えられていました。
それゆえに、ひとりひとりの優れたノウハウがうまく伝わらない、ということもあると思います。

商売にも「ビジネス本」があるように、信onの合戦にも「合戦本」があった方がいい。
そういう考え方が根底にあります。
個人の経験や環境の違いはあるとはいえ、やはり成功の秘訣の共通項はあると思うのです。

基本的に昔の人間なので、書いていることは現状とあってないかもしれません。
逆に、現状の最新のものの方法論よりも、より根本的な、概念的なものを書こうと思いました。
抽象的だったり、あまりにも昔の話だったりで読みづらいかもしれませんが、その辺はご容赦ください。

内容は現在執筆中ですが、一番最初の「理論編」は書き終わっているので、
明日以降順次投稿していくつもりです。

なお、コメントは個々の記事では書き込み禁止にさせてください。
なるべく自分の考えをブレさせたくないからです。

各章のまとめの部分のみ、コメントを解放しようと思います。
それも、直近では返答しないかもしれません。
これも上記の理由のためですが、さすがにシリーズの一番最後だけコメントを解放すると、
収拾がつかなくなるので、区切りのいいところでコメントが残るようにしたいと考えています。

どういう結果になるかなんともわかりませんが、自分の数年間の総決算なので、完走できるように頑張りたいと思います。
... 続きを読む
現在、越後の上田領で伊達家vs浅井家の合戦が発生しています。

週の序盤、中盤と、浅井家が大幅にリードしている状態ですが、
終盤にきて、両勢力が実施した「戦果調整」が(一部で?)話題になっています。

今回は、「戦果調整」について書こうと思います。

・・・とはいっても、信onの国勢から大分遠ざかっていて私もよくわかってないので、
国勢の仕様の話はしません。というかできません!

じゃあ何語るんだボケ!と言われそうですが、
仕様以外の、実際の運用面について触れていきたいと思います。


なぜ戦果調整をするのか

まず、今回の「戦果調整」に至った顛末を整理します。

具体的に言うと、日曜日の段階(だったと思う)で
浅井家の「優勢」が確定する総合戦果ラインまで総合戦果をゲットできたため、
浅井家側は「戦果調整」のため合戦の制限を実施。

それに気づいた伊達家側が、浅井家の狙いを妨害すべくこちらも合戦の制限を実施、

という流れのようです。

・・・これだけ読んでも何のことやら、ですよね。
ということで、もう少し詳しく解説をします。

合戦の発生は、不確定な要素もありますが(勢力が意図しない、献策の暴発による進軍等)、
基本的には何らかしらの目的をもって発生させるのが普通です。

たとえば、

・〇〇国は気に食わないのでぶっ潰す!
・天下統一するために合戦を起こす!
・××国が侵攻されている。援軍として合戦に参加する!もしくは援軍を分断する侵攻をする!

といった、合戦の目的みたいなものです。

また、合戦を発生させる以上、「こういう結果にしたい」という願望があるはずです。
たとえば、

・勝って領土を手に入れたい!もしくは領土を守りたい!
・強い相手と戦って充実した合戦を楽しみたい!
といった、相手と戦うことを目的とするケースと、

・合戦を発生させて敵の援軍を分断できればOK!
といった、合戦を発生させる(もしくは発生させない)時点で目的達成とするケースがあります。

合戦を発生させる際、合戦に参加する人(少なくとも各国勢力の運営)は、
こういった「合戦の目的」と「合戦のゴール(達成目標)」を、その週の合戦の前に明確にしておく必要があります。

こうしておかないと、例えその週の合戦で優勢や大勝を収めたとしても、
その結果が合戦の目的とゴールに一致していなければ、
中長期的に(1か月~3か月かもしれないし、場合によっては半年~1年以上)国勢で不利になる可能性があります。

合戦はただ勝てばいいものではなく、自分たちにとって望ましい結末にすることが大切

、ということを頭に入れておいてもらえれば、と思います。


さて、話を今週の上田攻防戦に戻します。

今週の浅井家の合戦目標は「優勢勝ち」でした。
これは、今週の合戦に浅井家側で毎回参戦していていればどなたでもわかったと思います。
浅井家の指揮者の方から直々に、合戦中に告知があったからです。

おそらくは、今週の合戦前から、

早々に優勢勝ちを確定させ、その後は大勝にならない程度に戦う

、というプランはあったと思います。

前回、上杉領の揚北戦で大人数を動員し圧倒的な強さを見せた伊達家ですから、
もちろんこのプラン通りにいかないことも想定できたはずです。

おそらく、それも想定のうちに入っているでしょう。
自勢力が劣勢もしくは大敗ラインまで追い込まれた時の想定も、頭の片隅にあったと思います。

今回はたまたま、優勢勝ちor大勝が見えてきた展開になっているので、このプランの採用を途中で決めたと推測します。

そして、ある程度今週の合戦の結果が見えてきたので、
優勢勝ちという目標を達成するため戦果調整を実施したのです。

これが、なぜ浅井家は戦果調整をするのか、という問いかけに対する答えです。
※優勢勝ちになると国勢上どう変化するのかは、各自自分で調べてください(涙)
 仮にそうする理由が説明できたとしても、それは国勢上の機密かもしれないので、いずれにしろ説明する気にはなれませんが。
(外れたらハズカシーという気持ちももちろんありますw)


これが、どういう戦略をもって設定された目標なのかは、
これを考え実行した浅井家の運営かそこに近い人しか、本当のところはわかりません。
この判断がどういう意味を持つのかは、おそらく今後1か月後か、もしくはもっと先になって初めてわかるかもしれません。

中長期的な視野に立ち、将来自分たちはどうなっていたいか。
そしてそのために、今週・来週以降はどういう行動をとるべきか。

ある程度駆け引きを仕掛けてくる勢力の運営は、おそらくここまで考えています。

こうした「戦略」についてはあとでより詳しく解説しますが、この場は、

中長期的な計画、いわゆる戦略無くして合戦は無し

、ということを明記しておきます。


「戦果調整」を行う上でのリスク

上の方で、合戦は中長期的な計画=戦略を持って行うものだと書きました。

さて、今回浅井家がとった、そして伊達家がとらざるを得なかった「戦果調整」ですが、
これを実施するにはある程度のリスクを想定しておく必要があります。
そしてそれは、戦略にも影響を与えかねないものも含まれています。


◇戦果調整のリスクその1:実施するにあたり手間がかかる。
かつて紺碧鯖で私は運営をしていました。

その際、事情があって戦果調整を行わなければならなかったのですが、

これがまた一大事になります。

今回の上田攻防戦を例に、いったいどういうことをやらなければならないのか説明しましょう。

・自勢力の人に説明し戦果調整を行うことの同意をもらう。
 →戦果調整を行うということは、「合戦にきて戦果を稼いではいけない」or「合戦に来て戦果を稼がなければいけない」の
  どちらかとなります。いずれにせよ、自勢力の人の行動を大幅に制限するため、まずは納得してもらわなければなりません。

・援軍がある場合、援軍の勢力の同意をもらう。
 →自勢力の説得だけでも大変ですが、それ以上に援軍さんへの説明の方がより大変です。
  なぜなら、自勢力ではある程度顔が売れているためまだ説得はしやすいですが、
  他勢力だとつながりが薄いためそうはいかないケースがあります。
  また、他勢力の運営さんに呼びかけを協力してもらうため、その方たちに負担をかける場合もあり、
  それが発端となって他勢力で内部分裂に及ぶこともあります。

・陣取戦の時間中ほぼずっと合戦場に入り、参加制限の呼びかけや対話をする必要がある。
 →呼びかけだけでは不十分です。
  たまたま呼びかけを見てなかった人もいるでしょうし、呼びかけを無視して行動する人がいる可能性もあります。
  したがって勢力運営の人は、放棄された合戦場であっても合戦場に入って状況を見守らなければなりません。
  (実際は一人ではできることではないので、だれかと分担したり告知キャラを置くのみにしたりしますが。) 
  場合によっては説得したり、口論に近い形になるかもしれません。それに耐えなければなりません。

このように、戦果調整を行うには大きな労力を使います。
また、対応を間違えればトラブルが発生し、合戦から人がいなくなり戦力ダウンも考えられます。

戦果調整や合戦制限、と言うのは簡単ですが、実施する方はそれなりにしんどいのです。


◇戦果調整のリスクその2:自勢力及び援軍勢力のモチベーションが大幅に低下する

戦果調整における最大のリスクはこの、モチベーションの低下です。

合戦に参戦する理由は様々だと思います。
私が知っているだけでも、

・合戦で勝利を収めたい
・合戦で自分の力をアピールしたい
・合戦で他の人の役に立ちたい
・合戦で手柄を稼いでキャラ育成を進めたい
・合戦というコンテンツ自体を楽しみたい

これだけあります。
そして戦果調整というのは、こうした希望を持った人たちの活躍の場を奪いかねません。
そうなると、頭で必要とわかっていても、やる気はなくなってしまうものなのです。

やる気の低下は参戦のモチベーションの低下、ひいては合戦主力への不信感を増やさせます。

本当にその戦果調整は、そういうリスクと引き換えに行うだけの価値はあるのか。

そういう熟慮をしなければなりません。


戦略に沿った合戦目標を!

さて、そろそろ今回のまとめに入りたいと思います。

もう一度繰り返しますが、

戦略無くして合戦は無し

です。

合戦を起こすのであれば、その前にその勢力における戦略をはっきりさせておく必要があります。

では、勢力における「戦略」とはなんでしょうか。


これは非常に難しい問題です。
詳しく解説しようとすると記事2本分以上のボリュームはあります。

今回そこまで余裕はないので、ざっくりと簡単に説明します。

信onにおける、勢力の戦略には、以下の4つがあると考えます。

1.外交戦略:どこと合戦をするかorしないか、どこと同盟するかorしないか、大名物をどう扱うか
2.合戦戦略:どの領土に侵攻するかorしないか
3.成長戦略:自勢力の戦力UP(初心者育成、合戦常連の交流の深度化、新規加入者と常連の交流、徒党育成等)
4.スタイル:勢力のもつ特徴・方針。ポリシー。

ここで最も重要なのは、「4.スタイル」です。

自分たちがどういう特徴を持っているか。長所は何で短所は何か。これを把握せずに他の戦略は立てられません。

そうした特徴は、その勢力固有のスタイルとなります。

スタイルというのは、自分たちがとる行動の集合体のようなもので、例えるなら魚群みたいなものです。
魚群が集団を形成して動いていれば、天敵から捕食されませんが、
魚群から一度離れてしまったり魚群が崩れると天敵に食べられてしまうのと同じです。

スタイルに沿った行動をすれば、勢力はおのずと発展しますし生き残る道も見えてきます。
逆にスタイルに合わない行動をとれば、人は離れ戦力も落ちていきます。

したがって、勢力の運営を進めるうえで一番最初に着手しなければいけないのは、「スタイルの確立」です。

スタイルを確立するには、

・とにかくメンバーと話して意思疎通を図り相手を知る。
 →会議だけでなく交流私設やイベント等も活用する。会議の発言=勢力の総意ではない。
・戦いの中で、得意な行動・苦手な行動を一つ一つ明確に洗い出していく。
 →一つの戦術にこだわらない。いろいろ試してみるのが大事。
・その勢力の中核となりそうなメンバーを見定める。
 →武将徒党や旗振りだけではない。門内の与生気・修理や物資の納入、兵種手柄等、影のヒーロー・ヒロインにも着目する。
 →際立った特徴はなくても、「普通」という感覚が分かる、そして言える人は大切な存在になる。

といったことをすればいいと個人的には思っています。
平たく言えば、どういう人たちが自勢力にはいるのかを把握するのが先決です。

こういうことを整理していくと、おのずと1~3の戦略も定まってきます。


さて、戦果調整の話に戻ります。

今回浅井家も伊達家も「戦果調整」という方法をとりました。

ここで問いかけたいのは、
それは果たして、各勢力の「スタイル」に合致していたでしょうか。

合致していれば問題ないかと思います。
一部にモチベーションの低下があったとしても、スタイルが浸透していれば最小限のダメージで済むはずです。

しかし、もし合致していなければ。
最悪、勢力は空中分解になることも考えられます。

やり方によっては「戦果調整」といった合戦の規制は、大きなリスクを背負うことになります。

自分たちの合戦戦略と照らし合わせて、合戦の戦術や戦法を決めることが大切です。


合戦はやはりどうしても勝ちたいものですから、ついつい目先の1勝を追ってしまいがちです。
しかしやり方を間違えれば、将来の10勝をとりこぼすリスクはある、というのは考えておくべきでしょう。

繰り返しますが、合戦は目先で考えるのではなく、3か月~半年、長くて1年以上を見据えて戦略を立てるものです。

そういう視点を持った運営がいる勢力は、やはり強いと思います。


今後も国勢の中で、「戦果調整」等の「合戦制限策」がとられることもあるでしょう。

その際、策を実行した運営の戦略と今後の動向について、より注目して見てみるとおもしろいかもしれません。
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